「黒谷和紙」の産地を訪れているミモロ。「黒谷和紙」の普及活動を行う「黒谷和紙協同組合」の理事長の林さんに、紙漉き体験をご指導いただくことに。
「では、ミモロちゃん、さっそくやってみましょうね」「は~い」とやる気満々のミモロ。
「はがき漉き体験」は、1週間前までに要予約で、所要時間は1時間ほど。1回で8枚のはがきを漉きます。参加費はひとり1000円。平日は「黒谷和紙会館」で、土曜・日曜・祝日は「黒谷和紙工芸の里」で9時~16時に体験できます。
「へぇ~こんな素敵なはがき作れるんだ~」。8枚が一度に漉ける道具を使います。
「ミモロちゃんは、この8枚漉ける道具は重すぎて持てないだろうから、1枚の用意しました」と林さん。
「うん、これなら持てる~」とさっそく紙漉きの場所へ。
「しっかり両手で抑えてください。それを紙材の入っている中へ垂直に入れて、手前にすくい上げてください」
「これでいいの?」「はい、大丈夫ですよ。ではもう1回同じことをやってください」
2回行うことで、ほどよい厚さになりました。
漉いた道具をそばの木を渡したところにおいて、余分な水を取ります。
「ヨイショ」「穴空いてないかな~」とちょっと心配そうに見つめるミモロ。
「はい、大丈夫、上手にできてますよ。では、これにちょっと色を加えましょうね」と林さん。
水が切れたところで、場所を移動して、色がついた紙材のところへ。
「どの色にしようかな~」
色の紙材を少しすくって、はがきの上にたらします。
「キレイに広がった~よかった~」とホッとした様子。
ミモロは2枚はがきを作りました。それを紙の上で乾かします。
「まだ湿ってますから、できたら郵便で送りますね」と林さん。
「よろしくおねがいしま~す」
「わ~楽しかった~」と紙漉き体験をしたミモロ。外の桜が優しくミモロを見つめています。
「ホント、ここいいところ・・・自然も豊かで・・・平家の人たち、よくこの場所まで来たよね~。その人たちが伝えた黒谷和紙の技が、ずっと続きますように~」黒谷川の流れを見ながら、思うミモロです。
近年、黒谷和紙は、インテリアなどに活用される機会が増えているそう。和紙の魅力は、海外でも高く評価され、今後、海外でのニーズの拡大も期待されるところです。
ミモロが訪れてから1週間ほどして、林さんから郵便が届きました。封筒には、ミモロが漉いたはがきが入っていました。
「わ~うれしい、ミモロのはがきだ~。すてき~使うのもったいない~」というと、自分の大切なものを入れる引き出しにしまったミモロでした。
子供から大人まで楽しめる「はがき漉き体験」。ぜひ、新緑の黒谷和紙の里で体験してはいかがでしょ?
黒谷和紙協同組合のみなさま、お世話になりました、どうもありがとうございました。
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