michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護で 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

『まさかこんなことが起こるとは』という観方    〔TV〕

2012-05-28 06:16:18 | Weblog

ゆうべのNスペは、『オウム真理教 17年目の真実』後編。

「~オウムvs警察」でした。

地下鉄サリン事件の前までに、かなり捜査が進んでいて、

あと一歩のところまで来ていたのですね。

それなのに、なぜ・・・。

 

番組によると、いくつものポイントがあるけれど、

私が耳(字幕なので、目)をうたがったのは

警察関係者 何人かの証言で、

「当時まだ日本にはサリンは存在しておらず(無い、とされていて)、

取り締まる法律が無かったのです」

それと、

「まさか宗教団体で製造するなどと…」

というもの。

 

後者は、『想定外でした』という言葉と同じようなものを感じました。

でも、どちらも(原発事故も、サリン事件も)現実・実際に起きたのですよね。

 

前者は、よく『前例が無い』と云うのに共通するものを感じます。

             

それで思い出したのが、職場での、ある体験。

とても困るトラブルがあって、

だいぶ考えました。

  誰の身に起きても困ること。

  これまで、皆んな おとなしく やり過ごしていたのかしら?

  もうこれからは、繰り返さないよう考えてもらいたい――。

と思って、担当者に伝えたのです。

そうしたら、彼は言いました

「今までそんなことは無かったんだよ、(だから、対処する必要など無い)」

と自信たっぷり。

そんな筈は無い、と思い、私はめげずに言った。

「それは、あなたは知らなかった、というだけのことでは?」と。

すると、彼は一瞬ひるんでいましたが。

             

わたしは、誰を責めたり批判したりなんか出来ないし、そういうことをしたいわけじゃない。

人は誰しも、どうしても

  『自分の側からの観方』 だけになりがちなのですよね。

そんなことを心しておきたいと

改めて思えてきました。

 

 

コメント
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