michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護8年。 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

雨と一体になって――    〔自然〕

2010-06-24 07:05:03 | Weblog
新聞の投書コーナーに、
『雨に想う』特集がありました。

それぞれ、「雨もまた良し」「こんな想い出が」と
さまざまな声が寄せられているのを拝読して、
 畑をしていた時のこととか
 飼育していた頃のことなど
蘇ってきました。

      

畑作業って、『適期に合わせる』
こればっかりなんですよね。

「○日に、雨が降りそうだ」と分かったら、
それに合わせて苗の定植など
みんなで進める。

身体がキツくてもなんでも、とにかく
『今が適期』となったら、それに合わせてやっていく。

夜になってしまったら、
車のヘッドライトを点けて。


そうして、なんとか作業を終えて、
ザーッと降ってきたときの
充実感ったらなかったですねぇ。

顔を見合わせて、喜び合ったことです。


      


また、
牛の飼育をしていた頃は、


夜中、眠っていても、降ってくると
ちゃんと目が覚めるんですよ。
も、敏感になってて音が聞こえる。

「牛舎の天窓、閉めないと、牛が濡れちゃう

で、飛び起きて、
パジャマの上からジャージくらい着て飛び出す。

職場で合羽着て、バイクに飛び乗り、
天窓を閉めて回る。

襟元から、手首から、雨が入ってきますが、
気にしちゃいられない。

想いは、ただ一つ。

 「牛たちや、牛床が濡れないように…



合羽の上から、雨がたたきつけてきます。

その感覚は、、、
 雨と一体になったような、
 自然の中で、一つに溶けてしまったような、

そんな感じ。


  何十年経っても、身体が覚えているんですねぇ。

コメント
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