michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護で 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

あぁ、‘地雷’なんて、、   〔活動〕

2009-09-10 10:03:39 | Weblog
上映会での様子、続きです。

会場のぐるりに、様々な活動が展示されていて、
その中で、
なにか見慣れないものがいくつか並んでいる。

  あら、これなぁに…?

近づいて、観てみると

『地雷撤去キャンペーン』とあった。

なんと これは、地雷の実物・・・




もっと近づくと――。





ああ。。。

なにかの木製品みたいで、
こんなのが落ちていたら、
「あら、これなぁに~?」と手にとってしまいそう。。

これまでTVや新聞で見たりしてきたけれど、
急に身近なものに感じられ、
ドキドキしてきました。


カンボジアなどでは、
畑や、空き地や、道路などの、すぐ脇に、
こんな立て札が、そこここに立っているそうです。

そこはまだ、地雷撤去作業が行われていない場所。

もし、自分の地域がこんな状態だったら・・・。

写真もいくつか展示されていました。
そのひとつ。

この子は、両目と両足を奪われたそうです。
両足も包帯がグルグル巻き。。

どんなに恐ろしかったでしょう…。

もう、涙が込み上げてきそうで、グッとこらえました。
  泣いてる場合じゃない。


そばに、手作りの小さな募金箱があり、
『あなたの100円玉1個で、
 地雷原1平方メートルをクリーンに出来ます』
とあった。

  …ん、缶コーヒーを1回、ナシにすれば良いのね☆

入れながら、ちょっと覗いてみると
100円玉がたくさん入っていました。

これは、良いやり方だと思います。

  ‘一口、何千円’ということになると、
  ちょっと考えてしまいますが、
  こうして、気軽にポンと入れられる額だと、
  多くの人が募金するのではないでしょうか。

そして、入れながら
  これで、どこかの誰かが、
  手や足を吹っ飛ばされずに済むかも――。

そんな風に思えて、
遠い国の出来事、ではなく、

  スズメの涙ほどでも、ほんーのわずかでも
  わたしは関わった、
そんな意識を持つことが出来る、

これが結構 大切なんじゃないでしょうか。  



地雷だけでなく、
あらゆる武器――人が、人を殺傷するためのもの――って、
どうして未だに無くならないんでしょう。

地球上の、全ての武器を集めて、
きれいに溶かしちゃって、

平和の鐘を たくさん造って、
そこここで鳴らしていきたい。

そして、ひ孫くらいに、いわれを語って聞かせたい、
「この鐘はね、」と。



コメント (2)
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