michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護で 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

伊藤君に逢ってきました   〔活動〕

2009-04-30 20:31:07 | Weblog


    (木漏れ日を浴びて、小さな青い花たち、
     みんな気持ち良さそうでした。)

伊藤和也君の追悼写真展(ペシャワール会)、
行きたいけど、やっぱイロイロあって難しいよね…、
と思ってたけど、
どうしても気になってくる。

 行きたい気持ちは、重々なのに、
 これ、よう行かんで どうする!

こんな声がどこからか聞こえてきて (苦笑
思い切って、行ってきた。

写真展は、私たちには、バリアフリーなのだし――。



   (ハナミズキ)



道中の風景は、若葉まぶしく、
これだけでも出てきて良かった~、と思えてきた。

もこもこと萌え出た新緑の山々は、
まるで、冬毛が生え替わる牛の
群れの背中のように見えた。


名古屋に着いて、案の定、想定外のことになったけれど、
(道路の渡りたいあたりに横断歩道が無く、地下街に入った)
なんとか無事に国際センターにたどり着いた。


会場に入ると、正面に、
和也さんの穏やか微笑む写真。
その下に、
現地ワーカーに希望した時の直筆のレポートがあり、
もう、涙がにじんでくるのをグッとこらえた。

たくさんの写真を、じっくりと見せてもらった。

会報などで見た写真も何枚かあったけれど、
大きな写真(カラー)で、
胸に迫ってくるものがあった。


見渡す限り砂漠のような原野が、
水路が出来たことで、緑の大地に、
稔り豊かな村が蘇っていく、
とてつもなく大きな活動をされている。

そして、
彼が撮った、子ども達の写真は、
むじゃきで、くったくのない笑顔で、
目はキラキラと輝いていて、
彼が、どんなにこの子たちを愛し、心通わせていたかが、
伝わってきた。

「イトー、飴、もひとつちょうだい~」
そんな声が聞こえてきそうな、そんな写真ばかりだった。

現地ワーカー(ボランティア)たちは、
地元の人たちの中に溶け込んで、
厚い信頼を受けながら、
誠心誠意、命をかけて活動しておられるのが分かる。

 (ああ、私の拙い文では、とても表しきれません…。)


場内は、静かに熱心に見入る人ばかりだった。

一通り見終わると、テーブルにアンケートと、
感想を ご自由にどうぞ、というノートとがあり、
感じたこと、思うあたりを書かせてもらった。

書籍も置いてあり、
の本を入手することができた。
これが欲しかったんです~☆



なんだか、とっても心が充実するような、
そんなひとときを持たせてもらった――。

心の充電をさせてもらって、
さぁ、明日からまた自分なりの お仕事、
精を出してやりましょう~!
コメント (2)
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