波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

2年半に亘る「リハビリ」がついに終了~これからも「出来ること」に目を向けて・・・

2020-08-21 23:55:17 | 病気について
あまりにも暑すぎる今年の8月・・・
先週は朝から30℃を超える毎日で、とても自転車で通勤する気になれず久しぶりに電車通勤の一週間・・・

今週はまた自転車で通勤したものの、猛暑の中を30分ペダルを漕いでオフィスに着くとしばらく汗がひかず、
個室で10分ほどエアコンの風に涼んで、止めどなく溢れ出る汗が収まってから仕事に取り掛かっています。

そして、先週はお盆で混んでいないこの機会にと、思い切って杖を持たずに自力で通勤しましたが、
足が重だるいながらも何とかなり、これを機会に通勤など短距離での歩行では杖を卒業することにしました。

そして、杖だけではなく、手術後2年半に亘り続けてきたリハビリも明日で卒業することになります。
と言っても、決して良くなってという訳ではなく、現実的にこれ以上の後遺症の回復が見込めないため・・・

元々後遺症が固定するのは約1年と言われますし、医療保険で受けられるリハビリの日数制限は150日・・・
尚、現実的に5ヶ月のリハビリ期間での後遺症回復には無理があり、実際は1年位継続されているのが実情です。

私の場合は、院長先生の理解や理学療法士の好意から、有難くも2年半も続けさせてもらうことが出来ました。
良い病院といつも親身になってくれる理学療法士との出会いに本当に感謝しています。

手術後は背中から足の指先まで痺れていた左足も、今は足の付け根から足の指先までの痺れとなりました。
このまま痺れが下がり続けていくのではと言う甘い期待もありましたが、どうやらこのあたりが限界のようです。

こればかりは自分ではどうしようもなく、リハビリと一緒に行っていた筋トレだけは続けてもいいとのことなので、
週一の筋トレは今後も通い続けていくつもりです。

痺れた左足をかばうために右足首を痛めたり、左足の付け根の筋肉の腱を痛めたりと色々ありましたが、
その度に施術で痛みを和らげてもらったり、痛みを緩和するストレッチを指導してもらったり・・・

右足首の痛みも左足の付け根の腱の痛みも完全に消えた訳ではなく、元々の左足の痺れに加え、
手術跡の背骨の痛みや肋間神経痛のような肋骨の痛みと、これからもずっと付き合っていくしかありません。

自転車通勤を始めたのは、感染予防が一番の理由ですが、もう一つは痺れている足の筋トレとして・・・
リハビリの際に行ってきた筋トレの自転車こぎは10分のため、それに比べたらかなりハードな筋トレとなります。

これも一つのショック療法と考え、負荷をかけ続けていればもしかしたら何かが起こるかも・・・
そんな淡い思いを持ちながらもあまり期待はせずに、ただ決してあきらめずに・・・

もう痺れが完全に消えることはないでしょうし、長く歩いたり山に登ることなどはとても出来そうにありませんが、
普通に日常生活が送れるだけの筋力だけは維持しないと・・・

来週火曜日にパラリンピックの開会式の予定で、せっかくチケットも取れていたのですが、今回は残念。
但し、これを機に改めてパラリンピックの精神だけはしっかりと胸に刻んでいこうと思います。

「出来ないこと」ではなく「出来ること」に目を向ける・・・

2020年8月21日


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