波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

「『自由』と『規律』のバランスの難しさ」~今年1年の出来事を振り返って・・・

2018-12-21 23:58:31 | 最近考えること
アッピア夫です。

2018年も残すところ10日となり、色々なところで「今年の重大ニュース」が語られています。
今年は、特にスポーツが目立って賑やかだった1年だったように思います。良くも悪くも・・・

良くも・・・は、平昌オリンピックでの日本選手の大活躍に始まり、ワールドカップロシア大会ベスト16、
大阪桐蔭の史上初2度目の春夏連覇となった第100回高校野球、大谷翔平選手の大リーグでの大活躍、
世界女子バレーの健闘、大坂なおみ選手全米オープン優勝、アジア大会やパンパシ水泳の池江璃花子選手、
フィギュアグランプリファイナル優勝の紀平梨花選手などなど・・・

悪くも・・・は、日大アメフト悪質反則問題、レスリング女子パワハラ問題、体操女子パワハラ問題、
日本ボクシング連盟会長問題、元貴乃花親方を軸とした相撲騒動などなど・・・

これ程、スポーツの「光と影」がクローズアップされた年も珍しい・・・

私は、小学生時代に少年野球をやっていましたが、監督はめちゃくちゃ厳しかったです。
エラーでもしようものなら、容赦なく罵声が飛んできましたし、今では体罰となる蹴りを受けることも・・・

そのお陰で、私は野球をすることが嫌いになり、中学では自由さに憧れバスケに転向しました。

スポーツには練習のきつさや厳しさに耐えると言うイメージがありますが、ただそれだけでは・・・
今は、選手と指導者間のコミュニケーションが問われる時代になりました。

その時代感覚に取り残された昔ながらの指導者が、色々な問題を引き起こしている大きな要因・・・
ではないかと思っています。

また、スポーツも含め社会や組織には規律が必要・・・特に団体競技はそれがないとまとまらない。
だからと言って規律が厳しすぎると、受け身になって個々人の自主性が損なわれる。

それでは、自由に選手の自主性に任せれば良いかと言うと、これもなかなか難しい。
規律を緩めて自由にすると、自律して自制心がある選手は伸びるが、自制できない選手は落ちていく。

私の仕事は、専門職でもあり会社組織の中では自己裁量に任される、かなり自由度の高い仕事となります。
人によって、仕事のやり方も意識も違うので、当然それが実績や評価に差となって表れて来ます。

これまで、自己裁量に委ねられる自由さの中で、自制できずに異動させられたり、
自己中心的な振る舞いで周りの信頼を失い、孤立して辞めていった人を何人も見てきました。

「自由」・・・と言うと聞こえは良いのですが、自由には必ず責任が伴います。つまり「自己責任」・・・

「自己責任」が取れるためには、まずはきっちりと規律を学ぶ必要があると思います。
しっかりと規律を学んだら、今度はある程度自由な環境の中で、自律性や自制心を身につけていく。

そうやって初めて自由というものを自分のものに出来るように思います。

今年の数々の印象に残るスポーツの出来事の中でも、私は今年の一番にオリンピックでも活躍した
「カーリング日本女子」を挙げたいと思います。

彼女たちはバランス良く「自由」と「規律」を持ち合わせていて、彼女たちの伸び伸びと活躍する姿に、
「自由」と「規律」の真髄を見た気がしました。

私は、子育てでもこの「自由」と「規律」を意識しているのですが、思春期の息子には試行錯誤・・・
それでも、今それをやっておかないともうすぐに手の届かないところに行ってしまいます。

18歳から成人となるので、もう後3年・・・もう子育ての最終コーナーに差し掛かっています。

2018年12月21日


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