波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

「大人のピアノレッスン」が始動~なんと両手の指が筋肉痛に・・・

2019-08-23 22:19:30 | 音楽とピアノ
今月からの単身生活の始まりと共に、生まれて初めての「ピアノレッスン」も始まりました。
週に1回ペースなので、まだ3回目が終わったところですが、今一番感じているのは新鮮なワクワク感・・・

始める前は、きっと最初は上手くいかなくてストレス満載なんだろうな・・・と思っていたのですが、
まだ「楽しめる」と言うところまでは行っていないものの、「やれば出来るじゃん!」と言う思いを感じ始めています。

これも気心知れた先生と冗談を交わしながらのレッスンと、選んでくれた的確なテキストのお陰・・・

今は、スタンダードなクラシック、ポップス、映画音楽などの馴染みのあるメロディのワンレーズを弾きながら、
両手を別々に動かす練習をしているところですが、よく知ったワンフレーズを弾けると言うのが楽しい・・・

毎回、新しい曲のワンフレーズを弾くのですが、たったワンフレーズながら「弾けた・・・」と言うプチ達成感が、
もっともっと・・・と言う気持ちにさせてくれます。

習い事と言えば・・・若い頃に2年程英会話学校に通っていましたが、結局英語そのものは思うように上達せず、
仲良くなったクラスの6人で、毎回授業後に食事に行き、そして週末にはホームパーティをするようになり、
ついに皆で旅行までするようになりました。

その学校を運営していた大手塾がスクール形式の英会話レッスンを止めたことで、クラスも解散となりましたが、
その後もしばらく仲の良い関係が続きました。

それぞれがいい歳になって、結婚したり子供が生まれたりして徐々に会う回数も減っていきましたが、
結婚式に参加してくれたり、アッピアが亡くなった時にも皆が集まって励ましの会を催してくれたり・・・

若い頃はそれで良かったし、習い事も遊びの一つと言う感覚でワイワイ出来るのが楽しかったのですが、
大人の習い事を始めてみて思うのは、本気度の違い・・・

本気でないと大人の習い事は始められないし、かと言って楽しめないと決して長続きはしないだろうし・・・
いつか「ピアノが趣味です」と堂々と言えることを目標に・・・

ところで、ギターを弾くと指先が痛くなるのですが、ピアノを始めてからは両手の指全体が重だるく微かに痛い。
どうやら10本の指の全てが筋肉痛になっている様子・・・

「手の指が筋肉痛」・・・と言ういい方が正しいのかどうかは分かりませんが、
いわゆる腱鞘炎とは違い、関節が痛いのではなく指全体の筋肉が重だるい痛みを発している感じです。

まさか手の指が筋肉痛になるとは思いませんでしたが、まだ慣れないため変な力が入っているのでしょうね。
しかも微かな痺れまで・・・

正直、痺れは足だけで充分ですが、手の指の痺れはそれだけ手が頑張っている証拠として単純に嬉しい。
まずは、早くピアノに指が馴染み、両手別々の動きが自然に出来るように・・・

いつか、ピアノとギターを交換しながら息子とアンサンブルが出来たら楽しいと思いますが、
それが出来る頃には、息子はとっくに独立してもう家にはいないような気がします・・・

2019年8月23日


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高校生以来手にする「アコースティックギター」~我が家に新たな音楽の風が・・・

2018-09-28 22:28:36 | 音楽とピアノ
☆アッピア夫です。

随分涼しくなって、すっかり秋らしい季節になって来ましたね。
秋と言えば・・・スポーツの秋、芸術の秋、読書の秋、食欲の秋、行楽の秋・・・などなど

秋を形容する言葉は色々とあり、「どれも別に秋でなくてもいいのになぜ秋?」とも思うのですが、
夏のギラつく暑さや喧噪が終わって、落ち着いて好きなことが出来ると言うイメージなのでしょうね。

そして、我が家の秋と言えば・・・「音楽の秋」
先週末に高校生以来、息子にとっては生まれて初めての「アコースティックギター」を購入しました。

きっかけは、息子が現在のバンドとは別に、アコースティックなボーカル主体の男子6人バンドを
始めることになったためです。

何と、学園祭での中学3年生6バンドの演奏に触発された同級生の中から、
新たに5バンドが立ち上がることになったようです。

いきなり大量に入部届けが出された軽音部の顧問は、「どうゆうこっちゃ・・・?」と困惑気味・・・
突然のノリで行動する思春期の子供達を相手にする先生の気持ち・・・お察しします。

さて、ギターが我が家に届いたその日・・・
「何か置いてあるだけで雰囲気があってカッコいいなあ」・・・と息子は珍しく感激し、
「これがあるとすっかり高校生時代に戻るよなあ」・・・と私はドップリと郷愁に浸りました。

とにかく「アコギ」は独特の柔らかいフォルムが美しく、マホガニーの色合いと木目の風合いも良く、
改めて「数ある木工楽器の中でも最高の芸術品」だと思いました。

車もバイクも、電車や新幹線も、飛行機や船も、カブトムシにクワガタも・・・
ほとんど「カッコいい」と言ったことがない息子から、「カッコいい」と言う言葉を聞いたのは、
最近では「家入レオ」のコンサートと今回のギターくらい・・・

「これも時代かな・・・」とも思っていたのですが、それでも色々とカッコいいと思う子はいるので、
自分の好きな楽器を息子が「カッコいい」と思ってくれたことが嬉しかったです。

因みに、息子は「エレキギター」には全く興味がなく、カッコいいとも思わないようです。
まあ、楽器の好みも人それぞれ・・・

・・・と、ギターは見て満足している訳にもいかず、息子は来月からギターを習うことになりました。
私は、完全に忘れてしまったコードなどを改めて1から覚えて、独学で練習していこうと思います。

まずは1曲「弾き語り」が出来るようになることを目標に・・・
と言いつつ、しばらくは弾くことよりも見て触って昔を思い出して・・・

ところで、「ギターに足を6本付けたら『カブトムシ』に似てないか?」と思ってしまった私は、
今はギターが6本足で家の中を動き回る変なイメージが頭から離れません。

ギターの見過ぎにはご注意を・・・

2018年9月28日


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「丸山純奈の『ドラマ』」~ここ数ヶ月寝る前に必ず聴いている曲

2018-08-25 01:01:22 | 音楽とピアノ
☆アッピア夫です。

「卯年生まれ」さん、コメントを有難うございました。
『かがみの孤城』は、私も気になっていました。『風が強く吹いている』と共に是非読みたいと思います。

以前は、アッピアが読んで薦めてくれる本をよく読んでいたので、当たり外れがなかったのですが、
今は自分で読んでみるしかなく、お薦めの本を紹介して貰えるのは本当に貴重で有難く思っています。

さて、今回は音楽の話となりますが、私はある曲を好きになると何ヶ月も毎日ずっと聴くことがあります。
夜寝る間際に聴くのですが、「聴く」と言うよりも「聴かずには寝られない」と言う方が正しいかも知れません。

私が、この数ヶ月夜寝る前に必ず聴いている曲が、「丸山純奈の『ドラマ』」と言う曲です。

もうレギュラー番組ではなくなってしまいましたが、「今夜、誕生!音楽チャンプ」と言うテレビ番組で、
昨年末に当時14歳と言う若さで初優勝した彼女の実質的なデビュー曲となります。

カラオケ大賞的な番組はほとんど見ないのですが、この番組は本格的な歌手の登竜門的な番組で、
彼女の切ない歌声とひたむきな歌い方に心を打たれたことをきっかけに、見ていました。

その番組で初優勝した彼女が、今年の春に、杉山勝彦さんの作詞・作曲のこの曲で配信デビューしました。
杉山勝彦さんは、自分で創ることにこだわっていた「家入レオ」が初めて他人の創った曲として受け入れた
「ずっと、ふたりで」と言う曲の作者で、昨年のレコード大賞「作曲賞」も受賞しました。

それ以外にも蒼々たる歌手に曲を提供していて、本当に素晴らしい曲を創る方です。
そう言う人にデビュー曲を提供して貰えると言うのも、実力と共に強い幸運の持ち主なのだなと思います。

彼女の夢を応援し続けてくれる母親への率直な思いが伝わる曲で、
彼女の切なくひたむきな歌声と共に親としても感じるところがあり、大好きな曲となりました。

まだ素朴であどけない徳島県の中学3年生で、地元のバンドのボーカルとしても活動している彼女が、
これからどんな曲をどんな風に歌って成長していくのかが楽しみです。

また、彼女を応援したくなる理由は、息子と同い年と言うこともあります。
10代も半ばとなると、こうやって色々な世界で活躍し始める人が出て来ます。

いつの間にか七段となっていたプロ棋士の「藤井聡太」は、一つ上の16歳・・・
今年の初めに全日本卓球選手権で史上最年少優勝した「張本智和」は、息子と同じ15歳・・・

いずれも実力と共にひたむきにより高いところを目指す姿勢に惹かれます。
それでは、今日も「ドラマ」を聴いてから眠りに就きます。

2018年8月24日


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藤原さくら「soup」オリコン4位初登場~「ラヴソング」は終わりましたが・・・

2016-06-18 00:44:19 | 音楽とピアノ
☆アッピア夫です。

とうとうドラマ「ラヴソング」が終わってしまいました。同じように「さくらちゃんにハマっている」とのコメントをいただいた「プチママ」さんは、もう退院されましたでしょうか?今は5歳の息子さんと一緒であることを願っています。

「ラヴソング」は視聴率も良くなかったようですし、普段ドラマを見ない私にはドラマの善し悪しを言う資格はありませんが、久し振りに心に残るドラマだったことだけは確かです。最終回を一緒に観た息子も「終わり方が良かったなあ・・・」と悦に入っていました。演技力や存在感でも福山君の上を行っていた「藤原さくら」・・・我が家ではこれからも大注目です。

「藤原さくら」は、飾り気のないごく普通の20歳の女の子なのですが、独特の雰囲気を持った人です。大人と子供の良いところを併せ持っていて、声も甘く少しハスキーでスモーキー・・・とても癒される心地よい声です。今日の「Mステ」に初めて生出演しました。息子が必ず「Mステ」を観るので、いつもはチラ見しているのですが、今日は満を持して観ていました。「生さくら」は思った通りドラマと変わらない普通の女の子でしたね。

最近の歌手は、AKB的な同じ顔立ちに同じ化粧の個性がない子がウジャウジャいて、正直うんざりなのですが、その中にあって余計に普通さが際立っていました。最近は、余計なものを持たない「ミニマリスト」やシンプルな服装の「ミニマムファッション」が流行っていますが、「藤原さくら」と言う歌手はそういった今の時代に合っている存在のように思います。

もうひとつの注目は「福山雅治プロデュース」と言うことでしょうか。私は福山雅治の曲も大好きです。彼が若い頃の曲も好きですし、歳を重ねてからの「桜坂」や「誕生日には真白な百合を」なども好きです。年齢と共に曲も成長していところがいいですね。非の打ちどころがないカッコよさで女性ファンが多いのは当然ですが、その自然な生き方に男としても憧れる存在です。

そんな彼が「soup」や「好きよ好きよ好きよ」と言うような曲を書けることに幅の広さを感じました。これからはプロデューサーとしての福山君にも期待したいですね。

ドラマの主題歌であった福山雅治作詞作曲の「soup」が発売され、今週はオリコン4位に初登場しました。私も早速初回限定版を購入し、息子と共に明日届くのを心待ちしています。最近は、こうやって息子の成長と共に共通の楽しみを持てることが嬉しいですね。

これから息子が思春期なら、自分も遅れてやって来た思春期を一緒に楽しんでやろうと思っています。勿論うざがられない程度に・・・

2016年6月17日 アッピア夫

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「SEKAI NO OWARI」~アッピア家がはまっている不思議な音楽の世界

2015-01-18 01:03:46 | 音楽とピアノ
☆アッピア夫です。今人気急上昇の「SEKAI NO OWARI」の最新CDアルバム「Tree」が1月14日に発売され、早速購入。この週末は息子と一緒に「不思議の国のアリス」に迷いこんだような、イマジネーション豊かな音楽の世界にどっぷりと浸かっています。

私が「SEKAI NO OWARI」と言うバンドを初めて知ったのは、2012年のレコード大賞の優秀アルバム賞を受賞した時。その時に流れていたのが「スターライトパレード」と言う曲で、私が「この曲いいね!」と言うなり、息子はユーチューブで見つけたPVを教えてくれ、その後何度となくこのPVを観て、何とも言えない不思議な世界の虜になりました。

昔、私が中高校生でまだCDもない頃は、「この曲いい」と思ったらすぐにお気に入りのラジオの音楽番組にリクエストし、いつでもカセットテープに録音できるようにスタンバイ。その曲が放送されるのをひたすら待っていましたね。それこそ、街でふと聴いた音楽などは「この曲いい」と思っても、その曲名や歌っている人を知るすべがありませんでした。今は、ユーチューブで検索するとすぐにその曲のPVが出て来て何度も繰り返し観られるのですから、いい時代になったものです。

私は、もともと音楽が大好きで、CDがこの世に出るまでに、ひたすら録音・編集していたカセットテープは相当な数になります。ジャンルも幅広く、自分だけのオリジナル版を作るのが好きでした。ただ電子音だけは嫌いで、昔流行ったYMOなどシンセサイザーを駆使した音楽には拒否反応を示していました。それこそ「parfume」や「きゃりーぱみゅぱみゅ」などは、無機質な電子音の繰り返しのリズムに歌詞が乗っているだけで、これは単なる“音”で音楽ではないとさえ思っています。

「SEKAI NO OWARI」もアナログと電子音の組み合わせなのですが、この世界だけは電子音がないと存在し得ない。映画で言うとCGがないと現在の映像が成り立たないのと同じで、初めて電子音を認めざるを得なくなりました。また、音やメロディが良いだけではなく、歌詞も哲学的でユニーク・・・それは彼らの生い立ちや生活から来ていると言えます。

ボーカルのFukase君は、孤独な留学時代にパニック障害を起こし、精神的に辛い時を過ごしました。その後、バンド仲間で小さなライブハウスを作ったものの、客は入らず借金生活。どん底の中で「これ以上悪くなることはないだろう」とつけたのがこのバンド名。お金のない時はバンド仲間でそのライブハウスに寝泊まりし、お金に不自由しなくなった今もシェアハウスで共同生活を続け、独自の音楽世界を作り続けています。多分、このまま普通の恵まれた生活をするようになったら、この独特の世界も終わってしまうような気がします。

昔「不思議の国のアリス」を読んだ時に、身が震えるようなイマジネーションの面白さを感じたものですが、彼らの音楽にも同じものを感じます。物語とは違って音楽は必ず変化していくので、ずっと同じままというのは無理だと思いますが、このイマジネーション豊かな世界が長く続いていくことを願っています。

夜にカーテンを開けたら、目の前で「スターライトパレード」が始まる。そんなイマジネーションの世界を夢見ながら寝ます。おやすみさい。

2015年1月18日 アッピア夫


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