「おめでとう!家の金木犀が匂っているよ。 この匂いがしてくるとあんたの結婚式を思い出すよ」
朝一番電話がなった。 母だと分っている。実家の母のもうこの祝いの言葉は何年も続いている。
兄が滞在したお礼やら、曾孫はどうしょうるんとか話はつきない。
結婚記念日や夫や私の誕生日は必ずかけてくる。 有難い、忘れずにいつも。
私もこのように、いつまでも子供たちに心を繋がねば・・繋いでいかねば。
電話を切るなり宅配、娘たちから可愛いミニバラの花籠が届く。
千葉の妹夫婦からも、先だっての見舞いのお礼に市川名産の「新高」と言う立派な大きな梨が送られた。
電話しようとしたら妹からおめでとうのメイル、即効電話で(そっちもおめでとう)とまた長電話。
前日にもらった息子夫婦からのガーベラの花籠とで、いっぺんに部屋が華やかになった、ほんと華やか。
祝ってくれる気持ちに感謝して、健康でがんばらないと。 子供や孫もぐんぐん成長しているんだもの。
兄が来た時も結婚式の日のことを懐かしく話してくれた。 町は秋祭りだった。
田舎の公民館での式の途中来たお神輿に、父がお祝儀を渡しお神輿で舞ってくれた友人達。
お神輿が祝ってくれているときに父が祝い節を歌ったこと。 父はもういないけれど。
三人の子育ては大変ではあったが、それなりに育ってくれた。
母が良く言う、親が頼りないと子がしっかりするわと。 言えてる本当に。
まだまだ母のいいところを、もっと吸収していかないといけない。
夕刊を取りに玄関へ出たら、ポストの上で匂う金木犀の枝・・
毎年欠かさず黙って届けて下さる、お隣の奥さまから。
「粋なはからいやなぁ」と次女もその厚意に笑顔。 こんなさりげない思いやりが嬉しい。
先日「今年はあかんわ、ほらこんなに蕾も小さい」なんておっしゃっていたのに。
私たち夫婦も次女がまだ小さい頃一度だけ、別居しようかと言うことがあった。
繋いでくれたのはその話をしていた夜の、三人の子供たちの寝顔であった。
子はかすがい、まさに子供たちによって救われた私たち夫婦ではなかろうか。
最初から出来上がった夫婦などいない。 年月を積み重ねて積み重ねて夫婦になっていくのである。
私たちもまだまだ努力の部分がある、がんばって一生を添い遂げないと。
多くの人たちが私たちを見守り育てても下さった、そんな事への感謝の意味でも。
「おめでとう」まだ母の声が耳に残っている。 もう33回かな。
ご無沙汰していました!
幼稚園の行事やなんかでばたばたでした。
結婚記念日だったんですね、おめでとうございます
あのー、去年の記事も拝見、みくさんご夫婦お似合い!
暖かい家庭、いつもうらやましく思います。
私も色々ありますが、努力していい夫婦めざします。
NHKの朝のドラマで言っていました。
夫婦が楽しいと子供まで楽しくなるんやとか。
金木犀、いいおとなりさんですね。
こちらまで香りが届くようです。
お子様もそれぞれに落ち着かれているようで
刻まれた年数をしみじみ味わっていることでしょう。
みなさんからのお花のプレゼント。嬉しいですね。
いつまでもお元気でお幸せに。
みくさん、33年まえと変ってないですね。
ちょっとふっくらはしていますが
お忙しいのにおいでいただいてメッセージ感謝!
運動会やお芋ほりとかあるのでしょう。
秋晴れの空で楽しまれたことでしょう。
去年の・・ね、秘蔵画像?です。
今は陰も形もないので載せているんですよ。
まさに瀬戸の花嫁でした。
「芋たこなんきん」お昼に見てはりますか、藤山直美さん主演の。
初回から面白くって楽しみに見ていますよ。
そう言っていましたね、子供って手をかけなくても
夫婦が機嫌ように仲良うやってたら、問題なく育つ・・基本なのでしょうね。
金木犀、私のパソコンの横にグラスに差しておいています。
有難いお隣さんです。
いい匂いです。(去年香りって書いたら、金木犀は匂い・・だと教えていただいて)
33年、散々・・にならないように
さんさんと輝きたい・・と話しました。
お花、嬉しいですね。
夏は生花はなかなか持ちませんが、
涼しくなったので少しは長く楽しめるでしょう。
心してがんばります。
厳しいこと言わはりますな~、ちょっとふっくらどすか~。
面影なんかおへんよってに、載せているんどす。
よしえさんこそいつまでもお若いわぁ、そちらこそお幸せに!
家族お互いの誕生日結婚記念日ちゃんと覚えていて、お祝いをしてくれるしして上げる。
とても素晴らしいことですね。
そうおって相手の事を記憶して思いやる。
その心こそが多くの人間達の絆を強くしていく。決して家族だけに止まらない。暖かい心を育んでいく事につながります。
息子さんお孫さん、そしてその次の世代にも延々と続けていって欲しい心がけです。
三件・・と思って安心していましたら、沢山のコメントいただき恐縮です。
金木犀が結婚記念日を思い出させてくれるのですね。
いい匂いでよかったです。
家族同士のおめでとう・・は、母の影響ですね。
生まれたときからもきっと、そしてずっと家族中が祝うのは明かに
行事事を大切にしてきた母のDNAが私にものり移っているのでしょうね。
今思えば、夫はもちろんですが子供たちも、いつも誰かのことを思っている。
親や兄弟や職場、友人や。 偉いなって思います。
私が一番駄目人間、以外と冷たいかも。
家の流れ・・は心の流れだと思っているんです。
親からもらったものを受け継ぎ、子や孫に伝えて行く。
大切な使命ですね。 これから先への素晴らしいメッセージ感謝です。