日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 有難いこと・・ *

2009年05月18日 | 雑感

 


昨夜の嵐のような雨の後だからよけいに緑が鮮やか、今朝は青空、五月晴れと言うのだろうか。
新型インフルエンザの不安な重いニュースが、信じられないくらいの青い空。

小学校や幼稚園はと思っていたら、お昼前休校と言う事で近所の小学生、園児たちが帰宅していた。
休校のはずの中学生、連絡がつかなかったり知らない生徒もあり登校したようだ。
それにしてもTVを見ると、マスク着用者が多くなり大阪にも感染者が増えている現実を感じる。
我が家も帰宅したら手洗いうがい。  近くの高層マンションから、普段聞こえることの無い子供たちの声が響く。

お昼まえ京都の姉から電話があった。 「そっちはみんな大丈夫?」 夕方は千葉の妹からメールが入った。
「マスク送りましょうかと言いたいけど、昨日から感染者が急激に増えた影響か、こちらまで店頭からマスクが・・、
牛に鳥に豚、怖い時代です。 千葉は国際線の空港もあるし・・まだマスクはちらほら・・
マスク一枚800円とかだと考えてしまう、危機感感じたら ゆうておれませんが」文章巧みな妹のメール。
兵庫、大阪に新型インフル・・と報道しているので、心配してくれて有難い。  

恩師に朝、ネットで弔電を打った。 午後の葬儀に参列すると言うU子に電話して香典を頼んだ。 
「すぐに送るね」 「いや送らなくていい、今度会いましょう、その時に」 笑いながら言う、気持ちが嬉しくて有難い。

恩師は五、六年を受け持ってもらった。 あの頃の先生と言えば、地域に住まいしていることが殆どで、
何かあると家庭を訪ねたり、生徒も当直の時は遊びに行ったり、家へも行ったりでいい関係であった。
隣のクラスは演奏や書道など、目に見える事がらに必死で成績をあげようとするタイプの先生、
隣が知育に力を注ぐタイプなら、我がクラスは徳育・・勉強よりも温和な信頼関係、そんなクラスではなかったかな。

あの頃母は、身体が弱く病気がちであって先生に食事指導を受けたり相談にのってもらったこともある。
兄の友人から一時、飲料の配達を頼まれたことがあり、クラスの用事で遅くなった時などは先生が協力し、
助けていただいたこともあった。 小学校で受け持ってもらった先生は、みんな
そんな風に、
それぞれの家庭のことまで心配してくれていた。 都会のサラリーマン化した現代ならとんでもないことだろう。
そんな時代を過ごせたこと、幼稚園、小、中、高、師の恩は有難く測り知れない。

二時頃、なつめのお昼寝に添いながら、葬儀が始まったなぁ・・田舎のあのお寺・・自分で光景を作りながら、
奥さまの死を悼みながら、残された恩師を思うと胸がいたかった。 
来年は喪中で年賀状は来ないし、再来年の年賀状は連名でなくなるのだなぁと思いながら。        22日記