昨日の母の日の夜は、長女夫婦宅へ招かれた。 セイ君の実家への帰りに寄った泉佐野の青空市場での
新鮮な、魚パーティーとなった。 「刺身包丁持ってきて」のお達しで三枚におろしたでっかいはまちを
夫が嬉しげにお刺身に。 しゃぶしゃぶ、セイ君の実家近くのお店の揚げ物や蛸めしやらご馳走になる。
はじめて間もなく、兵庫県東条湖一泊旅行から帰った息子夫婦もやってきて全員が揃う嬉しい食卓となった。
共働き息子夫婦がひろのために”おもちゃ王国”の土産話も食事を盛り上げる材料となった。
ひろとはなつめにあうともう、テンションが一気にあがる。 あれだけ一緒に過ごしているいとこ同士だもの。
しかし子供の日といい、母の日といいかんたは泣きもせず寝ている、普段は昼間もよく泣くのに。
賑やか過ぎて寝られなくて普通なのに。 こう言うのを空気が読める・・言うのだろうか。
全員から・・とプレゼントされたのは、微妙に違う三種類の淡い色合いのパールのペンダントだった。
”今年還暦を迎えるので 少しおしゃれに興味をもってもらおうとみんなで相談してペンダントに・・”
（はい、センスは無いし、おしゃれにはとんと無関心な母ですから）
”普段着にも似合うものにしたので、いつでもつけて楽しんで下さい 健康に気をつけて元気に還暦を迎えよう！”
夫と６名の子供たちの名前が書かれてあった。 その下には”ばぁあばずっとながいきしてね！
いつもいっぱいあそんでくれてありがとぉ” ひろと・なつめ・かんた 孫たちが言うわけ無いが、
あわせて１０人の名前・・胸がいっぱいになる。 内心１０個のパールを見たとき(惜しい！家族１１人やわ）
そう思ったが、家へ帰ってしみじみながめたとき、結婚した昭和４８年から、還暦を迎える今年平成２１年、
私の家族、只今私プラス１０人。 このひとつぶひとつぶが夫や子供、そして孫たちなんやわ・・。
そう思うと忘れられないとっても気に入った記念のプレゼント、以来毎日私の胸で揺れている。
セイ君が見つけたらしい小さな額、面長な顔立ち、「いつも笑顔で」名前の落款が私の名前の文字！
まるで私が書いたような、うれしい・・そして一番大切なメッセージだと思った。
三人娘からの花のプレゼントに添えられた言葉には、”いつも美味しいご飯を作ってくれてありがとう”
まるで申し合わせたように書いてあって苦笑した。 が、嬉しかった、みんなが同じ文章だったことが。
もしいなくなった後実家の母を語ることはいっぱいあるが、私がもしっ・・てどうなんだろう思うときがある。
さしあたり・・何より寝るのが好きやったなぁ、パソコンの前に座るの大好き？ 写真？ ブログ？
美味しいご飯・・そっか、それがあるか・・良かった。 何かあるとすぐにあばあばするし、どんくさいし、
それくらいかと思っていたから。 １８日記
