前日、夫の友人から阪神＆広島戦へとチケットをいただくことになっていた。
夫は当然私と行くと思っていたのだが、その時すぐにＯＫの返事をしなかったし、思案する私の顔色を見て、
「お母さんは行かへんしなぁ、でも自分は行きたいなぁ」少し皮肉っぽく次女に言った。 （う・・ん、甲子園なぁ・・）
自分が行けなかったら、熱烈阪神ファンの長女夫婦にと言う事になったが、夫は行きたい未練を残していた。
「行ってあげたら？ うっぷん溜まっているし、おやじ行きたいねんで」痛風で思うように動けなかったから？
次女に言われたが、でもなぁ・・分からなくはないが。
なぜ返事が出来なかったか、このところ腰が痛くて、立ち座りや階段の上がり降りがちょっと辛くもあり、
夜(只今別居中)は腰や身が入った腕に何枚も湿布して寝ていたから、３時間も座っているのは多分
良くないと思ったから。 夫が長女に電話したら、セイ君が二人で行って来たらと言ってくれ長女と行くことになった。
そりゃぁ私なんかと行くより、野球好きな長女と行ったほうが楽しいに決まっている。 良かった・・と思っうものの、
言われた時すぐに嬉しそうに「行く！行く！」と言えば良かったかなぁ、本当は後味が悪かったのだ。
申し訳なさに、ＴＶ観戦で二人がもしや映らないか・・と、探していたりした、せっかくだから勝って！と懇願した。
この日の気候は最高で気持ち良かったそうだが、期待したサヨナラがなかった、けど楽しめたようだ。
私の欠点、何かを言われた時にまず相手の気持ちに入るより先に、自分の思いを顔に出してしまうこと。
「行きたい！」と喜んで言ってから、「でもね・・」と断ることも出来たのに。
一時が万事日常こんなことは良くある。 まだまだ修行が足りないなぁ。 何年妻やってるんだ私。
今日の時点で。腰はずっと楽になっている。 孫育て、まさに身体体力が勝負である。
ふるさとの友人Ｔ美から、手紙を添えて、安政柑とレモン、そしてふるさとレモンが送られてきた。
「採ったばかり完熟よ、けんちゃんが好きじゃ言うとったじゃろ」（はい）いつもこんな風に思ってくれている。
連休帰省していたＩ君と、島のＵ子三人で食事をし人生を語ったりと喜びの便り、楽しそうな笑顔が浮かぶ。
還暦同窓会や旅行で、復活した交友もあろう・・次の人生を歩む上でも心のいい支えになっている気がする。
１８日記