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21日24日 ローエングリン 新日本フィル

2007-03-26 | 京都市響  ・新日本フィル 
             21日 すみだトリフォニー 1F28-36 1万円・安い
                      24日 3F 6-13 9千円・安い
24日 3階で目線が指揮振り、オケと舞台の歌手陣が演技、歌唱も音響も・・視界100㌫で最高の席でした・・空間が有るだけ、適度な残響で合唱の素晴らしさと歌手陣の充実した歌唱が最高・・初日では合唱が??と1階奥で音の広がりが届かなかった様でした。
 此れほど適材な歌手を集めて、日本に来てくれて感謝ですね

ドイツ国王ハインリヒ1世:トマシュ・コニェチュニ 威厳ある王の風貌、声量申分無しです・・それを伝令する国王の伝令官:石野繁生石の声・歌唱が素晴らしいです

エルザ・フォン・ブラバント:メラニー・ディーナー 品格があり、清楚で容姿も良く
 押さえ気味の声量も感情表現として上手い
ローエングリン:スティー・アナーセン 高音声域も低音声域も素晴らしく此れをヘンデルテノールと言うのかな・・
 其れに対抗する二人・・此れも上手い・・大満足でした
  オルトルート:アレクサンドラ・ペーターザマー
  フリードリヒ:セルゲイ・レイフェルクス
主役5人が好調で、こんなに揃うとは驚嘆です

総じて歌手陣は21日を最高潮に持って行った感じでしたが、24日体調不良で苦しい歌唱の方も有りましたが、中二日では生身の声を維持するのは、ワーグナー歌いは大変と思いますね・・何れにしろ今回の公演は上位トップの出来栄えと思います。

21日 新日フは昨年夏以来ですね・・何と言っても、歌手陣が素晴らしい、存在感が際だっていました、適材適所ですねオペラ公演としては狭い空間が、逆に今回は効・好作用と思いますが・・先ず、歌手陣の生声に堪能ですね、特に2幕の歌唱と精緻なオケの響きが素晴らしい エルザの気品、知性の歌唱、響きと、エルザへの復讐と貶めるオルトルート、フリードリヒの精神性・悪魔の叫び?、劇性が素晴らしい・・
 24日も数段増した、演奏、歌唱を聴かせることでしょう・・楽しみですね
チケットは売り切れ?と・・21日、数席空きもありました勿体無い・・
 明日は?此れを聴き逃すと悔いが・・行けない方はチケット譲ってあげて・・

指揮:クリスティアン・アルミンク
ドイツ国王ハインリヒ1世:トマシュ・コニェチュニ
ローエングリン:スティー・アナーセン
エルザ・フォン・ブラバント:メラニー・ディーナー
フリードリヒ・フォン・テルラムント
(ブラバントの伯爵):セルゲイ・レイフェルクス
オルトルート:アレクサンドラ・ペーターザマー
国王の伝令官:石野繁生
ほか
合唱:栗友会合唱団(合唱指揮:栗山文昭)
【公演の聴きどころ】
  ワーグナーの「ローエングリン」が、すみだトリフォニーホールについに登場する。しかも、演奏会形式ではなく、演出付コンサートオペラ形式として上演が行われるのだ。
 今シーズンのテーマである“誘惑”にぴったりのこの作品の場合、ルートヴィヒ2世やヒトラーといった人々をも、その魔力でとりこにしたことでも有名である。中世の聖杯騎士伝説に基づいて、作曲者自身が台本を手がけたオペラは、夢幻的で精妙な〈第1幕への前奏曲〉でスタート。騎士ローエングリンが、弟殺しの嫌疑をかけられたエルザを救うというドラマは、第3幕に入ると、日本の結婚式の披露宴で高らかに鳴り響く〈結婚行進曲〉も登場し、その後、一気に手に汗握るクライマックスへと至ることになる。
 タイトルロールを歌うのは、デンマーク出身で、ドラマティックな役柄を得意にしているスティー・アナーセン。エルザは、この役をバイロイトでも歌っているメラニー・ディーナーだ。この二人に対抗するのが、セルゲイ・レイフェルクスとアレクサンドラ・ペーターザマーであるのも、まことに心強い限りである。まさに、抗しがたいワーグナー特有の魔力に、身も心も委ねようではありませんか!(満津岡信育)
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 今回は短期間で、新国立でオランダ人 森でタンホイザー 新日でローエングリンと観ましたが
総合力では最優秀①新日 ②東響・新国立 ③森の・・でしょうか・・
 体力勝負の楽劇鑑賞でした・・些か疲れました・・

主なオペラ、楽劇作品
『さまよえるオランダ人』 (Der fliegende Holländer )
3幕の歌劇で、1842年に完成したが、作曲者は一幕形式を望んでいて今日は一幕で上演される。救済のない荒々しい音楽の初稿と救済のある幾分穏やかな音楽の改定稿がある。

『タンホイザー』 (Tannhäuser und der Sängerkrieg auf Wartburg )
正しくは『タンホイザーとワルトブルクの歌合戦』と題された歌劇で、3幕から成り、主人公のミンネゼンガー(Minnesänger 、恋愛歌人) タンホイザーと、ワルトブルク領主の姪 エリーザベト(Elisabeth )との、壮絶な愛の物語である。
この作品は、1845年に完成しドイツのドレスデンにて初演された。初版の他に作曲者自身の手による、幾つかの改訂を経た「ドレスデン版」や、1861年のパリのオペラ座での上演の際のフランス語による「パリ版」とそのドイツ語版などがあり、それぞれ曲の構成などが微妙に異なっている。今日では、序曲が管弦楽作品として単独で、第2幕の一場面が管弦楽などに編曲され「タンホイザー行進曲」などとして演奏される。また、第3幕で歌われる「ああ、我が優しい夕星よ」は、バリトン独唱の名曲として「夕星の歌」の名で親しまれる。

『ローエングリン』 (Lohengrin )
3幕の歌劇。1848年に完成し、50年にワイマールで初演された。白鳥の騎士ローエングリンが窮地に追い込まれたブラバンド王女エルザを救って結婚するが、後に自らの素性を明かして去ってゆくという筋書き。前記バイエルン国王ルードヴィヒ2世が主人公ローエングリンにあこがれ、みずからをローエングリンと空想し、逃亡中の作者ヴァーグナーを(エルザとみなして)保護したエピソードは有名。
音楽的には「第1幕への前奏曲(チャップリンの「独裁者」で有名)」「第3幕への前奏曲」「婚礼の合唱」がとくに知られている。なお、本作におけるライトモティーフ「質問禁止の動機」とチャイコフスキーのバレエ「白鳥の湖」(1877年)の主題の類似性が指摘されている。

秋にはバレンボイムの指揮が・・
『トリスタンとイゾルデ』(Tristan und Isolde )
1857年から1859年にかけて作曲、1865年6月10日ミュンヘンの宮廷歌劇場で初演された3幕の楽劇である。トリスタンはスコットランド国王マルケの甥で、王妃となるイゾルデを迎えに行くが、その帰路、彼女の媚薬により二人は愛し合うようになり、最後は悲劇で終わる。ヴァーグナー自身の友人のヴェーゼンドンク夫人マティルデとの悲恋が投影されていると言われる。音楽的には半音階和法を徹底し、前奏曲、第2幕の愛の二重唱、最終場面の「イゾルデの愛の死」がよく知られる。
また、本楽曲はトリスタン和音が使われている曲としてもよく知られている。

ワーグナー
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