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18日22日 イタリア・スポレート歌劇場  ・チェネレントラ・ シンデレラ

2008-06-20 | ロッシーニ オペラ
             18日 文化会館5F・R2-10・9千円・
             22日 オーチャード・3F・4-9・12,000円・

22日、3階のやや左側席で比較的正面から声が聞こえ・・
一幕から,良く声が届くアリドーロ・カロージェロ・アンドリーナ、 シンデレラ カルメン・オプリシャーヌの二人が18日より声が良く伸びて、歌唱に深みも増し良かった・・2幕ではアントニーノ・シラグーザが好調を維持、大ブラヴォーです、2幕は18日より、歌唱、オケ,合唱と呼吸感,共振性が増して良い出来でした。
初見・聴きで十分楽しむ事が出来ました。。。
 音響の違いかな,弦の響きは文化ですね・・他のブログを拝見すると,総じて出来に不満の方々が多い様ですね・・

18日 序曲からロッシーニ節炸裂かな・・序曲後・・ブーヤカラがお一人いましたね,そんなに悪い演奏でしたか?ロッシーニの専門家かな・・
 弦の波動が良かった,管はチョット雑かも・・歌唱が入ってからは,歌手,合唱、オケと有機的,共振し合い,良い舞台では
 2幕の大アリア、アントニーノ・シラグーザが大喝采でした・・
 代役のカルメン・オプリシャーヌ声質がアルトに近い?かな、高音声域に伸びがない様な感じは受けましたが、音楽自体が良く、役不足とは思わなかったですが・・
ダンディーニ(王子の召使) …… オマール・モンタナーリ 当たり役で存在感がありますね・・22日に今一度観に・・

イタリア・スポレート歌劇場 シンデレラ」
アンジェリーナ(シンデレラ) …… カルメン・オプリシャーヌ
        (怪我でキャンセル・ダニエラ・バルチェッローナ)
ドン・ラミーロ(サレルノの王子) …… アントニーノ・シラグーザ(6/18、22)
ダンディーニ(王子の召使) …… オマール・モンタナーリ
ドン・マニフィコ(モンテ・フィアスコーネの男爵) …… ルチアーノ・ミオット
クロリンダ(ドン・マニフィコの娘) …… ルツィア・クノテコヴァー
     (ドン・マニフィコの娘) …… レベッカ・ロカール
アリドーロ(哲学者・ドン・ラミーロ先生)・・・カロージェロ・アンドリーナ
アルレッキーノ(道化) …… フランチェスコ・ヴォルフ
コロンビーナ(道化) …… イレーナ・レポレ
イタリア・スポレート歌劇場管弦楽団 /合唱団
指揮 ……… ジュセッペ・ラ・マルファ
演出 ……… アレッシオ・ピッツェック
舞台美術 ……… フェルッチォ・ヴィッラグロッシ

『シンデレラ』(チェネレントラ)
(全2幕・休憩1回・伊語上演・日本語字幕付き)
~驚異的な技巧と色彩豊かな舞台があなたの心をステージに釘付けにする!~
 物語はペローの童話『シンデレラ』を土台にしているが、幻想的なおとぎ話仕立てではない。ガラスの靴は腕輪にとってかわり、魔法使いやカボチャの馬車は劇中には現れず、すべてが現実の話として進行する。しかし、天才ロッシーニの手にかかったこのオペラ・ブッファには、見る者の心を掴んで離さない魅力がぎっしりとつまっている。
 「イタリア・スポレート歌劇場」の『シンデレラ』で、私たちは「本物のロッシーニ」をあらためて体験することになるだろう。

『チェネレントラ』(La Cenerentola)は、ジョアキーノ・ロッシーニが作曲したイタリア語オペラ。童話のシンデレラを元にした物語で、台本はヤコボ・フェレッティによる。1817年1月25日にローマで初演された。
 ロッシーニが25歳のときの作品で、『セビリアの理髪師』の翌年に書かれた。わずか3週間で作曲されたが、ロッシーニのもっとも優れたアリアや重唱を含んでいる。早口ソングやドタバタを採り入れたオペラ・ブッファ(喜劇)であるが、チェネレントラや王子の真摯なアリアのように喜劇を超えている面もあり、「オペラ・セミ・セリア」とも分類される。
 初演では不評であったが、すぐにイタリア内外で人気の作品となり、1820年にはロンドンで、1826年にはニューヨークで上演された。19世紀の間は『セビリアの理髪師』と人気を競っていたが、コロラトゥーラ・コントラルトの歌手がまれになると、しだいに上演されなくなった。しかし、1970年代以降のロッシーニ・ルネッサンスによって、チェチーリア・バルトリなどのロッシーニを得意とする新世代のメゾ・ソプラノ歌手が登場し、この作品の人気は再燃した。現在では、録音や上演回数の多いオペラ作品となっている。
チェネレントラ
ロッシーニ
出演者変更

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