日頃の何氣ない風景 ・音楽鑑賞・株投資、感じた事を

音楽鑑賞の感想雑文と、相場から経済情勢を
御礼
7年間 総閲覧数2,907,866  

2日 熱狂の日シューベルト:宗教劇「ラザロ、または復活の祝日」

2008-05-03 | 熱狂の日 ラ・フォル・ジュルネ 有楽町

ラ・フォル・ジュルネ 熱狂の日 2日

 初日から充実な出来です、全て初見。初聴きでした
宗教劇「ラザロ、または復活の祝日・・レクイエム的ですね・・テノールとソプラノ・メゾの歌唱が良かった・・対訳から、時間的制約で抜きが多かったのですが・・耳にしない音楽を聴く喜びですね。
14:30-15:45【Hall C】公演番号:142/ 6-35・3,000円・安い
シューベルト1797-1828:宗教劇「ラザロ、または復活の祝日」 D689

1820年作、死人ラザロっがキリストによって蘇るという、新約聖書のヨハネ福音書に材を得た物語がアリアや合唱を軸に展開・・

谷村由美子(ソプラノ)
ヴァレリー・ボナール(メゾ・ソプラノ)
アンナ・ストラルチク(ソプラノ)
クリストフ・アインホルン(テノール)
マティアス・ロイサー(テノール)
ファブリス・エヨーズ(バス)
ローザンヌ声楽アンサンブル
ポワトゥ=シャラント管弦楽団 ゴルカ・シエラ(指揮)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

15:30-16:15【Hall B7】122・ 7-8・1,500円・安い
 15分ダブリ・・後半聴けました小菅優(ピアノ)解釈・音楽が大きいと感じさせます
3日はベト3番を演奏ですね・・以前4番聴いてます、楽しみ

シューベルト:幻想曲 ハ長調 D605a「グラーツ」
シューベルト:3つのピアノ曲 D946 ・・1828年作、自由な発想、オクターヴを使った大胆な歌など、晩年・31歳のシューベルトの音楽的な充実ぶりを示す  
小菅優(ピアノ)
・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
   
17:15-18:00【Hall B7】公演番号:123/ 1-16・1,500円・妥当な額
 最初二台のピアノで演奏と勘違いでした・・仲良く二人・4手で演奏でした・・
・・音楽的に主題が心に入りこまない感じが・・

シューベルト:大ソナタ 変ロ長調 D617 1818年21歳作
シューベルト:ロンド イ長調 D951 ・・1828年作
シューベルト:創作主題による8つの変奏曲 変イ長調 D813 1824年27歳作
デジュー・ラーンキ(ピアノ) エディト・クルコン(ピアノ)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

19:00-19:45【相田みつを美術館】 公演番号:171/ 1,500円・安い
 みつを書 いますぐ はじめれば できるんだがなぁ・・
      まける人の おかげで 勝てるんだよなぁ・・

ツェムリンスキー弦楽四重奏団、年齢は若い30歳前後?・・
 曲はシューベルト10代時代の作とは、創造力豊かですね、若き頃の夢、希望 快活さが音楽に感じられますね
シューベルト:弦楽四重奏曲第1番 変ロ長調D18・・15歳作
シューベルト:弦楽四重奏曲第3番 変ロ長調D36
     ツェムリンスキー弦楽四重奏団
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

20:15-21:30【Hall C】公演番号:145/ 14-24・2,500円・安い
交響曲 ニ長調 D936aをもとに約30分程の曲で・・遺作ニ長調に霊感?を受け・・2楽章の木管と弦群の対話が面白い・・抽象的な響きが・・

 後半ソプラノ、バリトンが交合に歌唱で・・オケ版に編曲版・・歌唱力が素晴らしい、
白眉でした。
シューベルト/ベリオ:シューベルト/ベリオ:レンダリング
(交響曲 ニ長調 D936aをもとに)
シューベルト/レーガー:「糸を紡ぐグレートヒェン 」作品2 D118
シューベルト/ウェーベルン:「君の姿」(歌曲集「白鳥の歌」D957より)
シューベルト/レーガー:「君こそ我が憩い」作品59-3 D776
シューベルト/ウェーベルン:「道しるべ」(歌曲集「冬の旅」D911 より)
シューベルト/リスト:「若い尼僧」 D828
シューベルト/レーガー:「音楽に寄す」D547
シューベルト/ブリテン:「ます」作品32 D550
シューベルト/レーガー:「魔王」D328

ナタリー・ゴードフロワ(ソプラノ)  トーマス・バウアー(バリトン)
ポワトゥ=シャラント管弦楽団   ジャンー=フランソワ・エッセール(指揮)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

22:00-22:45【Hall B5】 公演番号:136/ 1,500円・安い

モディリアーニ弦楽四重奏団 ・・此方も若い四人です・・樫本大進(ヴァイオリンとの
ロンド イ長調 D438・・明るい曲ですね、今日の最終曲・・

 ピアノ曲も良かったのですが、声楽付と、弦楽四重奏が特にに惹きこまれます・・

シューベルト:弦楽四重奏曲第9番 ト短調 D173 ・・1815年18歳作
シューベルト:ロンド イ長調 D438(ヴァイオリンと弦楽四重奏版)1816年作
 18歳の頃、魔王、野ばら交響曲2,3番を作曲・・

樫本大進(ヴァイオリン) モディリアーニ弦楽四重奏団

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
100万人を動員する「ラ・フォル・ジュルネ『熱狂の日』音楽祭」が2日、東京・有楽町の東京国際フォーラムを中心に開幕した。今年は「シューベルトとウィーン」がテーマで、6日まで約400ものクラシックコンサートが開かれる。
 フランス・ナント市で始まった音楽祭が日本に上陸して4回目。各コンサートのチケット代がほぼ3000円以下に抑えられているため、「のだめブーム」なども手伝って年々、人気が広がっている。今年は金沢でも「ベートーヴェンと仲間たち」をテーマに同時開催されている(5日まで)。
 クラシック通の作家、樋口裕一氏は「演奏の質が高く、合唱系や室内楽など名演が多い。若さがあふれている。ポスターのシューベルトはスニーカーを履いてますしね」と興奮気味。1日の前夜祭では、本名徹二がアドバイザーと指揮者を務めるベトナム国立交響楽団が鮮やかなアオザイ姿で花を添えた。