懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

懐かしい物 茅葺職人

2021年07月13日 | 懐かしい物
撮影場所 岡山県西粟倉村
茅が痛み差し茅をしているのか、訪れた茅葺き民家で職人に会った。
かなり高齢でも高所で作業するのだ。
鳶や屋根屋は高所に慣れているのか、梯子を降りるのに階段を降りるように前からステップを踏みながら降りた若者をみた。
体操の内村選手なら出来るだろうが、こんな馬鹿な降り方はしない。  

屋根の材料にはどんなものがあるか
  1. 草葺き ススキ,葦、苅安、熊笹、麦藁  耐久性短い、職人少ない。
  2. 檜皮(ひわだ)葺き,神社 生きた檜の皮を剥ぐ 50年 職人少ない
  3. 杉皮葺き 製材の杉皮剥ぎ使う 民家に使用
  4. 粘土瓦葺き 日本瓦、高価耐久性あり 地震弱いい
  5. 釉薬瓦葺き 重い地震に弱い
  6. セメント瓦 重い地震に弱い
  7. 天然スレート葺き 雄勝石(宮城県)、鉄平石のように積層を剥ぐ、東京駅にも使用、駅の改修に2万5千枚東日本震災で流される。
  8. 化粧スレート 軽い 新しい民家はこれが多い。
  9. 鋼板葺き 互よりずっと軽い 塗装必要
  10. トタン葺き 雪の多い所に多い 塗装必要
  11. 木羽葺き(こっぱ) 木を削いだ 薄い板 木端,杮葺(こけらふき)ともいう。昔は倉庫などでよく見かけた 耐久性ない

屋根材は一長一短がある。耐震性を言えば軽い屋根がいい。しかし、重量感や風格から言えば日本瓦、釉薬の木造家屋がいい。
大きな地震の都度、プレハブメーカーは鉄骨構造、軽量屋根のプレハブの優秀性をPRし伸ばしてきた。積水ハウスの家を建てた長男は次男の木造民家を訪れて木造は歩くと音がいい。重量感があるという。プレハブは金属音がして軽いという。

快適な無料で走れる高原道路

2021年07月10日 | 旅行
快適なタダの高原道路


日本は火山があり観光道路がある。紅葉、新緑,温泉と観光地にもなっている。
自分の走った無料の観光道路を紹介します。


  1. 松尾八幡平 岩手から秋田
岩手県の安比高原から八幡平のコース 快適な高原道路 Aランク評価
八幡平から秋田の田沢湖まで行くのがおすすめのコース
火山なので松川温泉、藤七温泉、後生掛温泉、玉川温泉と沢山ある。
藤七温泉は1400メートルの標高にあり、男風呂は裸丸見え、女性は
建物で着替えて裸で風呂へスダレのため透けて見える。
裏に車を置き温泉卵を食べていたらタマタマ見た。
安比高原から八幡平まで2ルートある。アスビートライン側に雲上の楽園と言われた硫黄採掘場゛のアパート群の廃墟が残っている。

  1. 長野 白樺湖-車山-霧ケ峰-美ヶ原
標高1700メートルを走る。霧ヶ峰言えば7月中旬のニッコウキスゲの群生である。
鹿が食べるので柵をしていて味気ない。6月のレンゲツツジの群生も見もの。毒があるので鹿も牛も食べないで残った。
この道路はビーナスラインと言われコマーシャルによく出ている。
快適なドライブコースである。Aランク評価

  1. 山なみハイウェー大分別府 熊本阿蘇
鶴見岳、由布岳、九重の山々、阿蘇山と走る
広大な風景で快適なドライブコースだ。Aランク評価
昭和40年頃に開通したので55年になる。
木々が成長し両脇からめ木が伸び緑のトンネルになっている。
温泉は別府、湯布院、少し入ると黒川温泉、阿蘇の温泉がある。

  1. 長野から群馬 志賀高原から白根山
国道292号線を走る。日本で一番高い国道 渋峠の先が標高2170メートル
西日本の住む人はどの山より国道292号が高い所を走る。
国道292号は新潟県上越市から志賀高原、横手山、白根山、草津温泉、群馬長野原町に至る。眺望、快適さはAクラス
火山礫のため路肩の崩落等、脆い。
数年前に白根山が小爆発、自衛隊員1名死亡、国道やロープウエーに噴石散乱。
万座温泉の標高はかなり高い 。地獄谷があり蒸気噴出、プリンスホテルがある。
浅間山白根山火山ルートと観光道路もある。機会があれば走ってみては
浅間山の周辺は富士山同様、温泉がない。


その他 快適なドライブコース
  1. 青森 十和田湖から八甲田山 木々が迫り緑のトンネル。広大な山岳風景も
  2. なぎさドライブウェー 千里浜 石川県羽咋市 長い砂浜を車,観光バスで走れる。あれだけ浜が続くのに釣り人がいない。
  3. 大山、蒜山道路 快適な山岳道路  大山の雄大な姿
  4. 秋吉台カルスト台地を走る。。ドリーネ.カルンフェルトのカルスト特有の光景、夏場は草が生えて迫力に欠ける.春の野焼きのあとがいい。
  5. 四国カルスト 愛媛県西予市から高知県榛原町に抜けるカルスト台地 標高1400メートル 眺望いい
  6. 島原から雲仙普賢岳 地獄谷、雲仙温泉 
北海道や長野、山梨などにはもっと快適な道路があると思いますがこれにて失礼


レタス、玉ねぎスライス、カルパッチョ風

2021年07月06日 | グルメ
刺し身になる魚が、安い時にレタスに玉ねぎ魚並べドレッシング
酸味があるのが食欲をそそる。
年寄は量は要らない。

魚も鯛、ぶり、たこ、いか、マグロ、カツオ、アジと様々変えて
野菜もネギ、水菜、薬味も生姜、茗荷,大葉とあるもので

私はレタスと一緒に刺身を食べるのが好きだ。
6月まではレタスは有ったがトウが立ち、結球レタスは夏場には腐る。

レタスや水菜、小松菜、ホウレンソウ、春菊の葉物野菜は作り易い。
プランターでも出来る。素人向だ。

レタスも易しい 野菜だ。
種子を撒いたらわんさか出る。一袋撒くと家庭菜園では植える場所が
ない。軟弱な苗だかほとんど移植で枯れる事がない。
虫もレタスだけは食べない。白い汁に虫の嫌なものがあるのか。
虫が食べないのに人間は大丈夫と思う。虫にも鳥、マイマイにも喰われるのは白菜だ。
家内は50円で5本くらいのレタスの苗を買ってくる。サニーレタスは5本あれば十分。゛

レタスは夏場と冬場は素人には難しい。暑さ寒さにも腐る。

自然災害と規制基準

2021年07月04日 | 日記
自然災害と規制基準

梅雨末期の豪雨、台風災害、毎年のように自然災害に襲われる。

大きな災害の都度、設備増強、気象観測システムの強化、規制基準の設定、用語が生まれてきた。戦後すぐは気象庁の職員が経験とデーターで予想を立てた。

今はアメダスの情報、気象衛星、スーパーコンビューでの解析で精度は格段にあがった。

特筆すべき災害 なかでも小学生でテレビも無かったが記憶には残っている。
  1. 洞爺丸事故 
1954年9月26日(昭和29年) 国鉄青函連絡船 洞爺丸が台風接近中に函館港を出港
港では風速が17m/sだった。 港をでて数百メートルで40m/s(瞬間風速50m/s)風と波 受ける。貨物列車も積みこめるのでゲートのシールが甘く、浸水してくる。機関室にも浸水投炭もできず錨を降ろすが効かず走行する。
海底の砂地に座礁し錨のチェーンが切れ傾く列車が転倒し船体も復元力を失い転倒腹を上に向けて沈没 死者1155人 船舶最大の事故

9/26日から27日は台風災害の特異日となる。
後にりんご台風と呼ばれた1991年(平成3年)の台風19号と同様な進路をたどり偏西風にのり時速80km/hで進行し北海道近辺でも風速40m/s勢力を保つ。
りんご台風も9月26日から27日に掛けて通過
現在では台風接近時、停船勧告がでる。

  1. 伊勢湾台風     1959年(昭和34年) 9月26日
台風の勢力として第二室戸台風に次ぐ大型台風
台風による吹き寄せ効果と河川増水で犠牲者5098人の台風による最悪の被害者をだした。
多くの報道写真があったが毎日新聞の二階建の屋根の上に犬が一匹棟に残されている。見るだけでどこまで水位が来たか分かる写真だ。
名古屋には海面より2メートル3メートル低い土地もあった。水没で多くの被害者をだした。濃尾平野は木曽川、長良川、揖斐川が合流している。川との間の平野は輪中といわれ堤防が決壊や越流で水没し被害者をだした。
ずっと後に高潮を吹き寄せ効果、川の流れを抑えられるのをバックウォーター現象と呼ばれた。

  1. 飛騨川バス転落事故
1968年(昭和48年)8月 台風通過後の水蒸気たっぷりの空気と冷気で豪雨となる。
一時間114mmの豪雨 名古屋から15台の観光バスで乗鞍スカイラインのご来光を見学ツアー
余りにも雨が酷いのでは引き返し。飛騨川沿いの渓谷を引き返すのに消防団から危険と指摘される。それでも引き返す、5号6号車が土石流に巻き込まれ20メート下の飛騨川に転落し104人が死亡 バス事故最大の犠牲者となる。私も下呂温泉に向かなう時に走った事がある。この後に大雨時の通行止めの規制値が制定された。
国道、高速道路で区間毎に定められている。1時間降雨量、一日累計 通算累計量
危険な箇所はゲート閉鎖

台風通過後の豪雨は2018年7月の西日本豪雨と同じだと思った。異常な湿度が続いた。
台風通過後は異常な湿気を運んでくる。

4.長崎水害 1982年(昭和57年)7月23日
雨量一時間187mm  通算572mmの降雨
坂のアーケード街を一メートルの高さで流れた。
この頃は湿舌と言われたが、今だと線状降水帯というのだろう。
線状降水帯と言われたのは広島市安佐南区の豪雨災害からか

  1. 餘部鉄橋列車転落事故 山陰線兵庫県  1986年(昭和61年)12月 客車の回送列車
風速33m/sの風にあおられ40メートル下に脱線転落 下の蟹加工場に落ち6人が死亡  国鉄は台風接近時や、風速20m/s以上で通行止め