懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 NO,250 草棟の民家

2015年11月02日 | 日本茅葺紀行
撮影場所 岩手県旧大野村

岩手県の北部は草棟の茅葺民家が多い。岩手も地域によって形が違う。
こんな茅葺民家も訪れる都度減っている。
廃屋になったものや解体されたもの。トタンをかけて住みづける人が少なくなった。
高齢化や限界集落化が茅葺の減少に拍車をかけいる。
茅葺職人の減少やコストが掛かりすぎる等で茅葺民家は減るだろうとおもっていたが。住む人がいなくなるのが近年顕著になった。
町の中でも空き家が増加しているように車を駐車出来ない家には人は住まなくなる。

私は庶民が暮らした懐かしい文化を求めてカメラに収めている。
茅葺民家は数少ないそんな文化の一つである。
観光施設や保存地域でない人の住んでいる民家だからこそいい。
住んでいる人との会話や暮らしぶりを見せてもらうのも楽しみである。

写真展を時々見に行く。バングラディシュの貧しい庶民や民家を撮った写真展をやっていた。
日本の戦後すぐの風景である。子供はいきいきしている。家も粗末な天然素材である。
素晴らしい風景に圧倒される。写真は被写体選びだと思った。
東南アジアから大勢日本にきているが日本の風景のなかではツマラナイ写真になる。
日本の風景には懐かしい風景がないで海外の庶民の貧しい暮らしを撮りに行くという。
私は海外など行けないので日本で懐かしい風景を探し走っている。



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