懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

蒸気機関車 室蘭本線

2015年11月24日 | 蒸気機関車
撮影場所 苫小牧駅

駅に停車の貨物列車、石油を運ぶタンク車である。
タンク車は記号はタキなどで表記される。タンク車はいまも1000両はのこっているようだ。石油に限らず液体を運ぶ車両も含めてであろう。
一両の積載量は60m3、タンクローリーよりはるかに多く輸送できる。
日本の一日の石油の使用量は455万バーレル(72万m3)。
日本が陸続きで鉄道で中近東から運ぶと一日11785両のタンク車が必要となる。
積荷、移送、荷卸し回送を考えると10万以上の両車両が必要で難しい量である。
鉄道は各国を通過するためコストもかかり保安上問題がある。
紛争や国交が断絶すれば移送は停止する。
その点、海上輸送は公海上で大量、低コストで運べる。
資源のない日本がこれだけの石油を使い産業を発展させ暮らせるのは海に囲まれた島国であるからだ。外国からの侵略を海が防いだ。
海があることで雨が多い一億二千万の人口が暮らせる水が確保できる。
しかし、最大の欠点は周期的に襲ってくる地震である。
地震による隆起でできた国の宿命を背負っているが


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