懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 NO,563 茅干しと茅葺民家

2021年12月21日 | 日本茅葺紀行
撮影場所 岡山県旧加茂町 現在津山市

茅葺民家と茅を干す風景。

加茂町で戦前に忌まわしい事件があった。
私は図書館で岡山の事件、災害という本を見て知った。

1.津山の30人殺し 結核を患い仕事も兵役にも行けず村の人は軽蔑していた。
昔好きだった女性からも軽蔑されていたい。その女性が嫁ぎ実家に帰っていた夜に事件が起きた。鉄砲と刀で恨みを持つ人を撲殺していった。
好きだった女も殺害の対象だったが暗闇に逃げて難を逃れる。
地域の人を次々と殺して行き30人殺害する。
電話線を切断していたので連絡できず翌朝まで分からなかった。
犯人は自分の生まれた実家近く(10キロ先)に逃げて山の中で銃で自殺
小説家横溝正史氏は岡山県真備町に疎開していた。
その時に岡山県の怪奇事件を知り犬神家の人々や八墓村の小説を書く。
映画化もされる。
殺人のあった地域に行きそれとなく聞いたが聞いて何にすると言われ。。
いつの時代も自暴自棄になり殺戮する人がいる。 

2.倉見公民館で大火逃げ遅れた幼児老人など多数焼死
戦後S28年公民館の落成式で映画上映中にセルロイドのフィルムが燃えだし火災となり出口に殺到し子供老人が犠牲になる。