懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

浅葱(あさつき)

2020年05月11日 | グルメ
浅葱は野山に生えているネギです。岡山県と長野県では、生えているの見かけたことがある。どこの県にも生えていると思う。葉をちぎって匂えばネギなので分かる。
園芸店にも球根を売っている。今が葉の収穫期
ラッキョ、分葱や水仙、チューリップと同じて6月から9月初めまでは球根で夏眠する。春にだけ食べられるネギだ。
葉が枯れると掘り起こし消毒して9月に植え付けのだが、家内は横着して畑の隅に植えっぱなし。自然も植えたままなので絶える事はない。

食べ方は ネギと同じ、細いのでうどんの薬味、マグロ丼やカツオのタタキ、味噌汁がいい。
マグロ納豆丼の薬味に使う。納豆を入れるので魚の臭みが気にならない。
定年後は野草や海藻なと食べられる物を探し野山海へ出かけたいと思った。歩けなくなりこの楽しみはなくなった。

浅葱(あさぎ)色と言うのがある。日本には古来より衣類や焼き物の色を表現するのに沢山の色がある。色彩図鑑には何百の言葉がある。
葱の付く言葉も萌葱もえぎ色、水萌葱色というのもある。同じもえぎでも萌黄色というのもある。 
浅葱斑(アサギマダラ)という蝶マニア必見の蝶がいる。海を越え1500キロ移動すする。羽根の色からこの名が付いてのであろう。