懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

広島カープ優勝パレード

2016年11月08日 | 日記
11月5日 土曜日に広島カープの優勝パレードの放送がNHKテレビで1時間15分にわたりあった。
中国地方はすべての県に発信されたのであろうか岡山では見えた。
広島のテレビは五局ありすべてがパレードの放送だったそうだ。
パレードは今回が二回目だそうだ。
昭和50年10月20日の初優勝パレード以来という。
ゲストは初優勝監督の古葉さんだった。

私は広島のファンでもないが初優勝や25年ぶりの優勝には感動する。
昭和50年の初優勝はスクラップブックに貼って記録している。
今回の優勝も黒田の日米200勝、新井の2000本安打の記録もあり記憶に残る優勝だった。

昭和50年10月20日は自分はどんな暮らしをしていたのであろうかとふと思った。
今は自分の暮らしの記録のライフログが盛んである。
ブログにしてもSNSにしても個人の生活記録が発信される時代である。

我々の若いころは日記に記録する程度であった。
日記だけでは書き方が下手ではイメージが湧かない。写真や映像があればより具体化してくる。
写真やスクラップブックと日記を併合する人は少なかった。
今はスマホで撮影と文章と送信、発信ができる便利なものができた。

日々起きるニュースに自分の考えを付加するのもライフログであろう。
広島の優勝パレードを見ての感想も映像とともに記録していくと歳をとった時に思い出が残る。


日本茅葺紀行 NO,326 京都市左京区花背

2016年11月08日 | 日本茅葺紀行
晩秋に京都の北部を走っていた。年老いた女性が枯れた茗荷の葉を刈り取って整理をしていた。茗荷を植えているのですかと質問したら京都は柴漬けが盛んでどの家でも漬けるので植えているという。夏の野菜のナス、キュウリ、茗荷、しょうがの塩漬けに梅酢と赤しその葉で漬ける。子供や孫にも毎年送っている。
オバアチャンの柴漬けが一番おいしいと言われれば頑張って作らないといけないと言っていた。
人間は何か頼られたり役に立てば生き甲斐にもなる。
何か一つ生き甲斐がほしいものだ。

茗荷や生姜は酢に漬けると美しくピンク色になるが赤紫蘇は酢漬けでは色素が脱色する。梅酢に漬けるときれいな赤い色素になる不思議なものだ。
私も庭に茗荷を植えている。毎年新しい場所に進出して手間はいらずの強い植物だ。
豆腐の薬味や酢の物に入れる。茗荷の天ぷらの好きな人がいて毎年あげる。
茗荷は7月と9月の二回収獲ができる。雨の多い年はよくできる。