懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

蒸気機関車 石北線常紋下り貨物

2016年11月15日 | 蒸気機関車
石北線の常紋信号所は峠の上のスパンの長い区間で信号所がある。
特急などの列車通過の時は貨物列車は待避レーンで待っている。
信号所には駅員がいて乗り降りもできる。
しかし、降りるのは男だけ数人。女性は無縁の場所。
今は山でもマラソンでも女性が多いが昔は鉄道を撮る女性はほとんどいなかった。
峠越えなので上りも下り列車も補機がつき喘ぎながら登ってくる。
今は信号所はなくなったそうだ。貨物列車も減った(無くなった?)ので運行できるのか

トンネル建設時の強制労働で亡くなった人の嗚咽が聞こえるというイワクツキのンネルを通り行き来が必要だった。
買ってきた昼食のパンと飲み物を持ち一日誰とも話す事もなく列車を待った。
天気は珍しく快晴だった。
自分の人生の二万五千日の一日だった。