7月15日
前夜。
羽田を発ち、米子空港へ。
境港町にて宿泊。
この町は、ゲゲゲの鬼太郎で有名な みずきしげる氏 の故郷なので、町おこしのひとつ「鬼太郎ロード」がありました。
たくさんの妖怪の像があります。
そこに、なんと!個人が寄付したネームプレートが付いていました。
行政の財源だけでなく、町民や心ある人たちのバックアップの上に、町おこしが成り立っていることを感じさせられました。
漁港の倉庫には、妖怪やらゲゲゲの鬼太郎の一コマなどが描かれていました。
海士町へ向かうフェリー待ちの早朝の時間しかなかったのでゆっくり見られず残念!!
食堂の女将に聞くところ土曜、日曜はかなりの混雑とか。
町おこしになっているとのコメントでした。
【海士町視察目的】
*自立に向けた産業振興に関する取り組み
*海士町自立促進プラン
についてです。
小さな島の挑戦~最後尾から最先端へ~
町政の経営方針「自立・挑戦・交流」そして確かな明日へ
島根半島沖合い60キロにある島で、稲作を中心とした農業と、豊かな海産物に恵まれた自給自足のできる半農半漁の島です。
平成14年に、現町長が就任した当時の財政は年間予算(一般会計)約40億円に対し、地方債残高101億5千万円で、平成18年度には基金が枯渇し赤字団体となり、平成20年度には財政再建団体へ転落する危機に瀕していました。
そのような状況下、町長の強いリーダーシップのもとに、住民代表、町議会が一緒になり、島の生き残りをかけた自立促進プランへの策定になったのです。
守りの戦略
→行財政改革として、町長はじめ三役30~20%自ら申し出た管理職20%給与カットを実施。
ひきつづき職員20~10%カット。
さらにとカット率は高まり、ラスパレス指数は72.4と、全国最低値となりました。
議員、教育委員も40%カット。
給与カットは未来への投資と逆に、職員のモチベーションの上昇にもつながったようです。
現在は、少しずつカット率の低下へと進み、財政回復につながっているのがすごい。
攻めの戦略
→島まるごとブランド化を目標に、商品開発、販売、ふるさと海士を設立。
サザエカレー、いわがき春香、隠岐牛、海士の塩、梅干、福来茶干しなまこなど。
どれも美味しい、まさに商品化の成功と感じます。
売り上げも着実に伸ばしているようです。
宮崎の東国知事以前に、海士の町長は東京始め売り出しに奔走していたようです。
マスコミにもっと載せてあげたい!!
産業創出には、人づくりにより持続可能になると考え、人間力推進プロジェクトを平成17年に立ち上げ、交流を通した人づくりを開始しています。
中学校の修学旅行では、一橋大学、東京大学を訪問し、中学生が大学生に島のまちづくりや産業について講義を行いました。
このことにより、島を愛し誇りを持つことに繋がって来ているそうです。
社会企業家や、都会の学生を呼び交流する出前授業も開催しています。
前記の商品開発は、IターンUターンの若者達との間で出来たものもあるのに感動します。
島おこしのために、プランナーを入れがちの自治体が多い中、この海士町は職員のモチベーションの高さで進んできていることが伺えて素晴らしい!!と感じました。
我が武蔵野市でも、職員力を大いに発揮してもらいたいと痛感します。
子育て施策や高校が魅力かなど、課題はまだまだ多いようですが、輝いて見える町がありました。
前夜。
羽田を発ち、米子空港へ。
境港町にて宿泊。
この町は、ゲゲゲの鬼太郎で有名な みずきしげる氏 の故郷なので、町おこしのひとつ「鬼太郎ロード」がありました。
たくさんの妖怪の像があります。
そこに、なんと!個人が寄付したネームプレートが付いていました。
行政の財源だけでなく、町民や心ある人たちのバックアップの上に、町おこしが成り立っていることを感じさせられました。
漁港の倉庫には、妖怪やらゲゲゲの鬼太郎の一コマなどが描かれていました。
海士町へ向かうフェリー待ちの早朝の時間しかなかったのでゆっくり見られず残念!!
食堂の女将に聞くところ土曜、日曜はかなりの混雑とか。
町おこしになっているとのコメントでした。
【海士町視察目的】
*自立に向けた産業振興に関する取り組み
*海士町自立促進プラン
についてです。
小さな島の挑戦~最後尾から最先端へ~
町政の経営方針「自立・挑戦・交流」そして確かな明日へ
島根半島沖合い60キロにある島で、稲作を中心とした農業と、豊かな海産物に恵まれた自給自足のできる半農半漁の島です。
平成14年に、現町長が就任した当時の財政は年間予算(一般会計)約40億円に対し、地方債残高101億5千万円で、平成18年度には基金が枯渇し赤字団体となり、平成20年度には財政再建団体へ転落する危機に瀕していました。
そのような状況下、町長の強いリーダーシップのもとに、住民代表、町議会が一緒になり、島の生き残りをかけた自立促進プランへの策定になったのです。
守りの戦略
→行財政改革として、町長はじめ三役30~20%自ら申し出た管理職20%給与カットを実施。
ひきつづき職員20~10%カット。
さらにとカット率は高まり、ラスパレス指数は72.4と、全国最低値となりました。
議員、教育委員も40%カット。
給与カットは未来への投資と逆に、職員のモチベーションの上昇にもつながったようです。
現在は、少しずつカット率の低下へと進み、財政回復につながっているのがすごい。
攻めの戦略
→島まるごとブランド化を目標に、商品開発、販売、ふるさと海士を設立。
サザエカレー、いわがき春香、隠岐牛、海士の塩、梅干、福来茶干しなまこなど。
どれも美味しい、まさに商品化の成功と感じます。
売り上げも着実に伸ばしているようです。
宮崎の東国知事以前に、海士の町長は東京始め売り出しに奔走していたようです。
マスコミにもっと載せてあげたい!!
産業創出には、人づくりにより持続可能になると考え、人間力推進プロジェクトを平成17年に立ち上げ、交流を通した人づくりを開始しています。
中学校の修学旅行では、一橋大学、東京大学を訪問し、中学生が大学生に島のまちづくりや産業について講義を行いました。
このことにより、島を愛し誇りを持つことに繋がって来ているそうです。
社会企業家や、都会の学生を呼び交流する出前授業も開催しています。
前記の商品開発は、IターンUターンの若者達との間で出来たものもあるのに感動します。
島おこしのために、プランナーを入れがちの自治体が多い中、この海士町は職員のモチベーションの高さで進んできていることが伺えて素晴らしい!!と感じました。
我が武蔵野市でも、職員力を大いに発揮してもらいたいと痛感します。
子育て施策や高校が魅力かなど、課題はまだまだ多いようですが、輝いて見える町がありました。
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