土屋美恵子の子育て応援活動日記

武蔵野市議会議員として子育て支援など生活密着型の地域福祉を中心に4世代が安心して暮らせる武蔵野にと奔走しています

武蔵野市心身障害児・者親の会 山彦の会

2008-02-18 11:04:09 | Weblog
2月17日
【武蔵野市心身障害児・者親の会 山彦の会】
 創立30周年記念式典・祝賀会

厚生委員長としてお招きをいただきました。
設立当初の会長でおられました故大伊様が境南町にお住まいのこともありまして、20年位前からコミセン活動、地域社協の活動を通してと福祉関連の委員会等で会の存在を存じてはおりました。
親亡き後も住み慣れた地域で生き生きと安心して生活できる社会作りをめざし活動なさってこられました。
わが子のことがきっかけとはいえ、障がいを持つご家族の代弁、要求だけでなく、自らこつこつと手作り品、パウンドケーキなどを販売し、資金作りをして作業所運営にまでこぎつけた行動に感動と敬意を申し上げます。

20歳を過ぎたお子様たちの沢山の参加の中に会が行われたことも とても素敵なことでした。
おやごさんの一人が、小さいときは親が一生支え続けるものと思っていたが、今逆に支えられていることを感じられるとお話されていました。

時にはお辛い思いも多々あったことでしょう。
お子様のふっと見せた笑顔が支えだったのではないでしょうか・・・。

【笑う顔に 矢たたず】ということわざがあります。
→ことわざデータバンク http://www.sanabo.com/kotowaza/arc/2001/06/post_1178.html

きっと山彦の会の皆様の中に流れていることなのかも知れませんね。

重度で本日参加できないお子様のこと 初代の故大伊様のことも思いながら これからの会の活動に期待し、私に出来ること思索しております。

「日中子ども交流の森(てつの森)」づくり

2008-02-18 10:53:36 | Weblog
2月16日
「日中子ども交流の森(てつの森)」づくりのための子ども植林事業 参加者募集!!

以前にもご紹介したかと思いますが 理事をしています(特)子ども文化ステーション主催 
(独)日本万国博覧会記念機構助成にて植林ツアー 2年目 参加者募集しています。

親子での参加はいかがでしょうか。

私も参加したいところなのですが 20年度予算委員会開催中のため残念!
地球環境保全緑化に力をお貸しください。助成事業のため格安。
現地では思徳幼稚園児とともに植林します。
幼稚園訪問ー万里の長城ー故宮など見学もあります。

日時 3月26日~30日
費用 子ども82000円 学生102000円 大人122000円
残席 少なくなっています。

詳しくは子ども文化ステーションホームページをごらんください。

http://www.npo.lsnet.ne.jp/kodomobunka/

第46回東京都市議会議員研修会

2008-02-15 14:47:12 | Weblog
2月14日
「分権と自治体議会が問われていること」
講師 法政大学名誉教授 松下圭一氏

第46回東京都市議会議員研修会が開催されました。
多摩26市の議員が勢ぞろいということなのでしょうが、4年前から比べると 参加者が年々少ないようです。
もちろん議員定数削減もあってのことかもしれませんが。
武蔵野市では26名中20名の参加でした。

松下先生は1970年武蔵野市の長期計画の策定委員のご経験もあり武蔵野方式のことにも触れられていました。
2000年 中央集権から地方分権へ 国と地方 都道府県との関係が上下主従から対等協力へ。
国の法律の自由解釈による分権へ。
議会基本条例の策定により画一化されない自治体運営のありかた。
議会会期の増により委員会 全員協議会での議員同志の議論のすすめ。
議員調査権を生かすこと。
行政になぜそうなるかのデーターでの根拠説明を求めることにより職員もレベルアップへつながる。
参考人として 専門家有識者市民の意見を聞くことが大切。
そのために政務調査費をつかう。
陳情請願を市民提案としては。
などなどの内容です。

又これからの自治体運営に欠けてはいけない大事な視点として
人口減 高齢化 福祉費の増 固定資産税などの税収入減をふまえ無駄をやめ、スクラップスクラップ予算規模の減をめざし、60年代に建てた箱物の立替修理のための積み立て金作りと借金返済み投資をたてる。
最低限しか公共は出来ないという意識をもつ。

財務室 自治法務室の重要性・・ある財源をどうやりくりするか。どう運用するか、ここをしっかりチエックするのが議員の役目。
職員削減により数十億の金が浮く、たとえば公民館職員など 市民一人当たりの職員数 ちなみに大阪府のなかでも1対90 1対180のところがあるとか

いろいろな視点を学ばせていただきました。
それぞれの自治体に合った視点でどうこのことを具現化していくか 
先生は20年?前からこの説をとなえていたようですが、現実の多くの地方自治体の現状からは進まなかった理由を考えさせられます。

子育てひろば立ち上げ支援セミナー

2008-02-14 11:48:11 | Weblog
2月7日

出会い、つながり 支えあう「ひろば」作りをめざして
~子育て支援拠点(ひろば)の「はじめの一歩」を共に歩き出すために~

2月2日3日の二日間で大阪にて子育てひろば立ち上げ支援セミナーが開催されました。
主催 財団法人こども未来財団
共催 NPO法人子育てひろば全国連絡協議会
協力 大阪つどいの広場ネットワーク
後援 厚生労働省・(社福)全国社会福祉協議会・大阪府・大阪市・(社福)大阪府社  会福祉協議会・(社福)大阪市社会福祉協議会・(財)大阪府地域福祉推進財団

国の子ども子育て応援プランにおいて つどいの広場事業と地域子育て支援センター事業は21年度までに全国6000箇所に目標が掲げられ、さらにその必要性から前倒しで整備が求められている状況です。
そこで拠点の開設を検討している団体や自治体を対象とした立ち上げ支援セミナーを実施し、その意義と役割を、 立ち上げ時の問題解決にと開催されたものです。

基調報告 地域子育て支援拠点事業の概要と展望
       朝川知昭厚生労働省少子化対策企画室長
基調講演 子育て支援拠点の役割や機能について
       渡辺顕一郎日本福祉大学教授
つどいの広場劇場
 ・初めてひろばに来た人に気をつけているポイント
   ふらっとスペース金剛
 ・父親クラブの取り組みから
   いずみエンゼルハウス鶴山台
 ・スペースが狭くても、狭いからこそ楽しく
   ちゃちゃはうす
 ・こどもも保護者も楽しく過ごすひろばつくり
   中まちかど子育てサポートルーム
 大阪で広場を開催している皆さんの日々がよくわかる寸劇でした。

分科会1「ひろばに参加者が求めるもの」
 どんな広場にしたいのか明確にビジョンを持つ
 期待というニーズを受けどうつなぐか のりの役目
 などが話されました。
分科会2「行政との関係作りを考える上で大切なこと」
 人に頼る 依存力から自立へ
 報告伺い記録   面識からネットワークへ
 つねにフットワーク良くが原点のようなど話されました。
分科会3「ひろば立ち上げ物語」
 立ち上げにはお金・人・場所の確保 何をしたいのか
 自分たちに何ができるのか 思いからはじまり積み上げる
 など3つのひろばの話から展開していました。
分科会4「とことん井戸端会議ー運営の疑問に答える」
 組織の持ち方 情報会計など共有する
 プログラム重視?ノンプログラム?
 公的事業の重さの意識の上にNPOとしての柔軟さ
 利用者とともに作り上げていくなど話されていました。

参加者の三分の一くらいが行政の人でした。
これからの人たち、始めたばかりの人たちにとり、何らかのヒントになられたのではと思います

我が武蔵野市では、「0123」はじめ「あおば」「ひまわりママ」「花時計」「コミセンひろば」など、一歩進んであります。
大事なことは、それらがつながり、本当に利用者にとり居心地が良いものになっているか、スタッフ研修を含めて進めていくことだと思います。

シアタースタート

2008-02-01 13:53:50 | Weblog
2月1日
はじめての舞台との出会い 
【シアタースタート】
生まれて間もないこどもたちが、一人の観客として、親と一緒に本物の舞台と出会うためのプログラムです。
心揺さぶる文化的体験は、こどもの感性の育ちと、親子のかけがえのない時間となっていくことを願い、企画されたものです。

【主催)さいたま市市民提案型協働モデル事業 
【企画・実施)特こども文化ステーション(私も理事として活動しています)

子育て支援センター6箇所で10回公演
今日はその中のひとつ 
「どうぞのいす」(演劇集団円 出演小森創介)でした。
1~2歳の乳幼児親子の参加が多いようでした。
1時間近い公演を食い入るように見ている子、演技者の側に寄り自分も演技したりしている子、会場をちょっぴりお散歩してみたりと、いろいろな光景がありました。
ママとパパも、こどもたちと一緒に驚いたり笑ったりの姿はいいもんでした。

写真は、公演終了後に本物のどうぞのいすにこどもたちが一人ひとり嬉しそうにに座っていました。
もちろん親子でパチリの方も。

他の企画・てるてるジョウくんとあそぼう・ちいちいにいにい・はじめてのストリングラフィです。
どれも大うけ満員御礼のようすでした。
帰りがけに又公演して欲しいとのリクエスト。

こんな素敵な子育て支援もあるのですよ
さいたま市さんありがとう!!


第2回障害者福祉センター運営協議会

2008-02-01 13:52:27 | Weblog
1月31日
障害者福祉センターにおいて
会議次第は
・会長選出・・・小美濃民生児童委員協議会代表会長が選出されました。
・議題として
1、平成20年ど事業実施計画案
2、平成20年度施設工事計画案 その他でした。

補助金 委託などのこともあり、3月の議会予算委員会にて予算が通ってからのこととなりますが。
事業の一つとして、療育推進事業(ハビット)発達障害児童乳幼児への助言指導スタッフを増員し進めていく方向が示されていましたので、日々早期の発見指導の大切さを申し上げていました私としてはとても嬉しいです。
武蔵野市では、障害児対応のガイドヘルパー養成は進めていますが、中々心ある方の応募が少ないようです。
保護者が体調を崩したりなどの時には専門性のあるヘルパーの支援が子どもたちには大切です。
仕組みづくりを進めていきたいと思います。

明治大学・NPOサポートセンター連携公開講座

2008-02-01 13:44:27 | Weblog
1月25日
「自治体の側から、NPO・自治体の協働を検証する」
 ー協働における対等性の解釈とあるべき姿とはー

に行ってきました。

初めにパネリストより各自治体の現状や意識の発表
・杉山我孫子市環境生活部市民活動支援課主幹
まちづくりの目標ー市民自治のまちをつくるー協働のまちづくりー市民活動支援策
協働=自立したもの 
委託=行政の範ちゅうー協働ではない

協働の定義H13,2性格の異なる主体が対等な立場で、それぞれの長所を生かして共通の目標に向けて協力すること。
協働を実りあるものにするための7つの原則
1、NPOとの共通の目標を明確にすること
2、NPOの特性を理解すること
3、市民参加やNPOへの委託を協働のモデルだと思わないこと
4、金を出したら口も出す
5、協働の評価は第三者から受けること
6、職員一人ひとりが市役所の代表であるという自覚をもとう
7、市民感覚を持った市役所になろう

NPOを支援することとNPOと協働することの違い
活動をしやすくするのが支援 共通の目標を達成するために共に事業に取り組むことが協働
*市の事業における市民との連携として
団体44 個人18 NPOに委託17  支援策7

・飯高多摩市くらしと文化部市民活動事業担当課長
多摩市における行政と協働の歩み
1986年行政改革大綱ー市民と行政との協働関係の確立
1991年第三次総合計画ー行政、市民、企業との協働
2000年多摩NPOセンター設立 公設
2002年NPOとの共同事業推進マニアル。NPO 非営利団体登録制度
2004年自治基本条例・行財政再構築プラン
市民団体との協働事業H.18年度協働指定委託40 以外の委託補助共催後援など286
課題ーNPO提案による協働事業の合意形成フロー
   行政サービスの協働の視点からの見直しと整理
   職員は今やっている事業を協働の視点で考え直すこと自己改革の意識

・川口藤沢市企画部IT推進課
12年前市長公約ー共生的自治の実現
川口氏協働経験
防犯対策事業ー防犯協会、自治会防犯部長
市民会議室事業ー市民電子会議室運営委員会
生涯大学事業ー市民講師
地域ポータルサイト運営事業ーNPO法人 
市民ITふれあいコーナー運営事業ーIT指導ボランティアグループ
協働事業の形態
市民活動団体提案協働事業ー傾聴ボランティア育成、派遣
市提案協働事業ー里地里山保全活動事業防犯対策システム事業など
応募できる団体
 特定非営利活動促進法に基づき設立された法人
 藤沢市内に活動拠点があり公益性公開性を有し次の条件に合うこと
 3人以上の役員を置き、かつ構成員に5人以上の市民がいること
 1年以上継続した活動を行っていること
 団体の運営に関する会則、規約等に基づき運営され予算決算を適正に行っていること

☆パネリストからのコメントより
NPOとの信頼関係
共にやってみることから 出来るところを探す お互いの立ち位置がわかる
公共を行政が独占すると安定性はあるが無駄もあり行政依存になる地域を知っている人と一緒にサービスをつくる 
市民活動の高まりは望ましい
住民自治は時代の流れ 
課題を通じて行革につなげる
無理して協働は必要ない 
協働は止めたい自分でやったほうが早い
NPO支援により(企画書つくり プレゼンテクニック 会計など)パワーを高め育てていくことで行革につなげる
協働の定義は自治体の数ほどある 
行政職員は権限を持っている 
立場が違う中で作りあげていくものだろう。

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公開講座の中からと武蔵野市の現状と合わせて考えると、調整計画原案の半端さを感じます。
今までの活動の評価の曖昧さを残したまま「進めましょう」的な発想だけの感じがします。
「高齢化時代いつまでも私たちにやれというの」
「若い人たちは社会参加働きに出て行く」
「地域におろされても誰がやるのかねぇ・・・」
地域活動○じゅう年の方々の声が多々聞かされるこの頃でした。