土屋美恵子の子育て応援活動日記

武蔵野市議会議員として子育て支援など生活密着型の地域福祉を中心に4世代が安心して暮らせる武蔵野にと奔走しています

多胎育児家庭の孤立を防ぐ

2010-05-25 22:31:45 | Weblog
5月23日

上記のテーマで、一般社団法人 日本多胎支援協会 主催
第1回 全国研修会が開催されました。

講演【多胎育児の孤立をどう防ぐか】 
日本社会事業大学専門職大学院 宮島 清准教授

その中から少しお知らせします。
*すべての家族で児童虐待が生じること 
差別や偏見に繋がることへの配慮
エビデンスを求めることのプラス面と罪
子どもの利益を望んでいるが適切に養育できない保護者の存在
虐待死年間50人、そのうち半分は心中とか。 
事例に、多胎児を育てている家庭少なくない。
多胎育児の困難さが分かっていたら防ぐことが出来たのではないか。
事例に対する見方
・メンバー(家族や取り巻く人間)を見る 
・互いの関係を見る
・生活を見る
・歴史を見る
とかくうわべだけで、例えば相談に来てしっかり話している、実家のそばに越してきたから手は足りているだろうなど、安易にこちらのものさしで判断せず、奥に秘めた悩みを吐き出させたり自覚させることにより、理解や解消につなげることがすごく大事。
支援はオーダーメードでなくてはならない。
助言ばかりはだめ。
選ばせる、寄り添い、罪の意識(私は子育てが出来ないだめな親・・・)や疑問からの開放が大切との言葉に頷く私でした。

子どもと家族の力になるようには
当事者が当事者を支えること
市民が当事者を支えること
行政が 当事者を支えること
専門職が当事者を支えること 
すべてが必要で、協働が必要との言葉に納得し、宮島先生のお人柄を感じた講演会でした。

納得で終わってはなりませんでした!! 

身近な武蔵野市を中心に、この形式が実行されるように働きかける私の役割があったのでした。

皆様のご協力をお願いして。