道彦の散歩道

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07/09 「柳川丼」と「角煮丼」

2013年07月09日 | 食・レシピ

【柳川丼】
「柳川丼」とは、柳川鍋をご飯に載せて丼物に仕立てた料理。舞子丼とも言う。
柳川鍋は、ドジョウを使った江戸生まれの鍋料理。開いたドジョウを予め割り下で煮込み卵とじにする。
開いたドジョウと笹掻きにしたゴボウを味醂と醤油の割り下で煮て鶏卵で綴じる。バリエーションとして、一緒にネギやミツバを用いる場合もある。
江戸時代にはドジョウもゴボウも精の付く食材とされていたため、柳川鍋は暑中に食べる物とされた。ドジョウはウナギに劣らない滋養があり、しかも安価である事から、江戸の庶民に愛された。柳川鍋の誕生したのは天保年間とされる。

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【角煮丼】
「角煮丼」とは、豚肉のばら肉(三枚肉)を一口大に切り、調味料や香味野菜を加えて柔らかくにた「角煮」丼飯に載せた料理。
地域や調理する人によって、使用される香辛料や調味料が異なる。
豚肉自体に臭みがあるので、茹でる際や食べる時にネギ・ショウガなととどの香味野菜を使う事があり、煮込みは、味醂・醤油・日本酒・焼酎・泡盛・砂糖・黒砂糖などを加えて、甘辛い味付けにする事が多い。
九州の郷土料理であり、薩摩料理を代表する肉料理として知られる。角煮の事を鹿児島県では「とんこつ」と呼ぶ事が一般的である。沖縄県では「ラフテー」の郷土料理として広く知られている。

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