道彦の散歩道

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毎日の事件事故の記録

07/02 「まぐろソ-スかつ丼」と「鳴子丼」

2013年07月02日 | 食・レシピ

【まぐろソ-スかつ丼】
「まぐろソ-スかつ丼」は、神奈川県三崎市の「町おこし」に開発された丼料理。
三崎市の三崎漁港は全国有数のまぐろの水揚げ港だったが、オイルショック以来水産業の景気が衰退しはじめ、三崎港を出港する漁船の数は激減した。
「もっと三崎の町にたくさんの人に来てもらいたい」をコンセプトに、なにか美味しい共通メニュ-を作ろうと組合を結成。まぐろの品質を確認するために「まぐろの尾の身」で肉質を確認するが、市場終了後には捨てられていた。
尾の身は筋が多く、刺身には向かないが、熱を通すことで筋の部分がゼラチン化し、とても美味しくなる。焼いたり、煮たり、フライにしたり様々な調理法で、昔から地元で食べられてきた。
試行錯誤の結果、カツしたところ一口食べてみんなびっくり。まるでヒレ肉のよう。ヒレ肉よりも柔らかく、アッサリと食べられる。これに三崎特産のキャベツを合わせたら農産業も活性化するのではないか。
そんな三崎市全体の活性化のための思いも込めて、「そ-すカツ丼」が開発された。「憲章を作り、各店それぞれの拘りを出して、一度食べた人が他の店にも足を運んでくれるようにしたい」ということで、ソ-スや小鉢はオリジナルものにした。
オリジナリティーを出すため、フル-ツ味、ケチャップ味、味噌味、ごま味、醤油味、タルタル味にしてみたり、たくさんのこだわりソ-スを用意している。そうして、2003年11月に「まぐろソ-スカツ丼」がデビュ-した。

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【鳴子丼】
「鳴子丼」は、高知でも地元食材を使った「B級グルメ」を売り出そうということで、一般公募した結果、「しらすラ-メン」ともにグランプリに輝いた丼料理。
「鳴子丼」は、よさこいで使う「鳴子」に色合いや形を似せて、高知の全国トップレベルのピ-マン、なす、ししとう、みようがをカラフルに入れ込み、「じやこ飯」の上に載せた丼。色合いが実に美しく南国高知にふさわしいものとなっている。

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