【魔法の蕾プリン】
「魔法の蕾プリン」は、甘酸っぱい苺と、トロ~リミルクの優しいプリン。
新しくなった4層仕立てのとろける苺プリンで、プチプチ苺のコンフィチュール、ふんわり真っ白なクリーム、たっぷりのミルク、甘酸っぱい木苺ソースで構成されている。
「魔法の蕾プリン」は滑らかな食感がポイント。とろける食感のプリン部分には、春スイーツの苺をタップリ使用。
その上には、ふわふわクリームと、プチプチ食感を残した甘酸っぱい苺のフィチュール。
神戸の洋菓子店「Frantz」が製造・販売している。
【堂島ロール】
「堂島ロール」は、大阪人なら誰もが知る、「モンシェール」の大人気ロールケーキ。
たが、大阪には2つの「堂島ロール」が存在する。
元々、大阪堂島にあるホテル・アンビエント堂島でパティシエをしていた有田氏が、パリで出会った天使のクリーム・クレームダンジュを使ったお菓子を日本で広めようと、ホテル内に入っていたケーキショップ「モンシュシュ」の為に堂島ロールを考案した。
その後モンシュシュはホテルを離れ、店舗を増やし、大成功をおさめ、「堂島ロール」の店として認知されている。
一方、元々「堂島ロール」を考案した有田氏はホテルを辞めて福岡で独立する。それが「アンセノン・ヌーボー」という店である。元々、「堂島ロール」を考案したのは有田氏なので「堂島ロール」が2つ存在することになった。
『モンシュシュからモンシェール』
「モンシュシュ」とう名のチョコレートを販売している老舗洋菓子メーカー「ゴンチャロフ製菓」が「商標権を侵害された」として、人気のロールケーキ「堂島ロール」の販売元「モンシュシュ」に対し、名称使用の差し止めと損害賠償を求めた訴訟で、大阪地裁は商標権の侵害を認め、包装紙や看板、ウェブ広告などで標章使用を禁止するとともに、約3500万円を支払うよう「モンシュシュ社」に命じた。
判決によると、「モンシュシュ」は「私のお気に入り」を意味するフランス語。ゴンチャロフ社は昭和56年に「モンシュシュ」を商標登録し、その名前をつけたチョコレートを販売していた。
一方の「モンシュシュ社」は平成19年に「モンシュシュ」を商号を変更し、店舗の看板や包装紙などに使用していた。
以上の経緯から「モンシュシュ」が「モンシェール」に名称を変更したのである。
「アセノンの堂島ロール」