貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

風雲の旅寐!

2021-12-07 11:52:40 | 日記
令和3年12月7日(火)
 陸地から渡月橋で渡った雄島が磯には、
瑞巌寺を中興した雲居禅師の別室の跡、
座禅石などがある。
 松の木陰に世捨て人になりたいと
言う人もまれには姿見えて、
落ち穂・松かさなどでけぶった
草の庵に住んでいて、
どのような人か知らないが、
なつかしく思い立ち寄ってみると、
月、海にうつり昼の眺めを改める。
 入り江の近辺で宿を見付けると、
窓を開けた二階造りは、
風雲の旅寐のあった。