貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

犀星の道の芭蕉句碑1

2023-03-31 13:40:04 | 日記
令和5年3月31日(金)
金沢市: 犀星の道:
 犀川河畔芭蕉句碑  
<犀川>

 犀川大橋と
一つ上流の桜橋との間には
「犀星のみち」
と名付けられた並木道が
整備されている。
<犀星の道>

 室生犀星は、
大正期から昭和30年代にわたって
多くの文学作品を世に送り出し、
金沢の三文豪の一人である。
(他、泉鏡花と徳田秋声)
 右岸と左岸の沿道にも
「犀星のみち」
のプレートが掲げられているが、
犀川大橋の上から見て左側の、
市の中心部に近い沿道の方が
よく知られている。

 土手の上の道に、
芭蕉句碑がある。
 これも、探索に探索を重ね、
結局通りがかりの自転車で
急ぐ主婦に尋ね、辿りつく始末。
                                                         
 片町から犀川大橋を渡りすぐ左折し、
犀川沿いにある句碑。

 この句碑は
犀川大橋のたもとから移設される。
 昭和33年(1958)建立。
芭蕉の句は、
「あかあかと 
  日はつれなくも 
     秋の風」
 小松砂丘の筆による句碑は
3つあり。
    
1つは兼六園の山崎山の上り口、
2つ目は成学寺の境内、
3つ目がこの碑である。
 この句は、
夕日が赤々と照り残暑が厳しいのだが、
吹く風は秋の気配を感じさせる
といった意。



金沢の成学寺:蕉翁噴

2023-03-30 11:03:05 | 日記
令和5年3月30日(木)
金沢市: 成 学 寺(じょうがくじ)    
 随分探索。
とうとう竹筆店の女主人に
尋ねることになる。
 寺町台の案内と地図を広げ、
道案内をしてくださる。

 やっと参拝。
 65の社寺が集合しているので、
地元の人もわからないという。
 箱庭のような
都心の寺のような造りである。
 本堂は創建当初のままの
切妻・平入・桟瓦葺・向拝付きで、
書院造り的な江戸初期の建築様式が
見られる貴重な建物。

<芭蕉句碑>
 
 境内には、俳人堀麦水らが建立した、 
「あかあかと 
  日はつれなくも
     秋の風」
 
という芭蕉の句が刻まれ、
「蕉翁墳」
となっている。

 他に、
二人の俳人の句碑も、
「蕉翁墳」の近くに建立されている。




日本初の織田信長公を祀った菅原神社と防火防災の六斗の廣見!

2023-03-29 11:55:01 | 日記
令和5年3月29日(水)
金沢市: 菅原神社と六斗の廣見   
<菅原神社社殿と由緒>
 
  
 日本で一番早く織田信長公を
祀った神社で、
菅原道真公とともに祭神としている。
<阿吽狛犬>

 中学生のグループ校外学習の日。
 制服を着用し、言葉遣いも丁寧で、
挨拶も自然。
 寺町台は金沢の重要な雰囲気を
醸成している。
<六斗の廣見案内板>

「六斗の廣見」は、
藩政時代、
大火としないための街づくりの一つで、
道幅の広い場所を設けている。
 他にも数カ所あるという。
 地名は
加賀国住人林六郎光明の郎等
六動太郎光景に由来し、
ここから六動林、六斗林、六斗に
なったといわれている。

 現在、
重要伝統的建造物群保存地区に
選定されている。







金沢市本長寺の芭蕉句碑!

2023-03-28 11:46:02 | 日記
令和5年3月28日(火)
金沢市: 本 長 寺       
      
 宝暦12年(1762)の大火で焼失後、
学僧・日鑑らにより再建。
 2007年より本堂内の壁 
28面にフレスコ画を描いて彩っている。

 芭蕉句碑は、 
 春もやゝ 
   けしき調うふ 
      月と梅


「つかもうごけ・・・」と一笑を悼む!金沢市願念寺

2023-03-27 11:04:12 | 日記
令和5年3月27日(月)
金沢市: 願 念 寺           
 願念寺の駐車場は閉鎖。
 そのため、
隣のローソンに駐車して、
歩いて見つけることにする。
 ぐるっと回って、
ローソンの路地入ってすぐの所にある。
<本殿>
<願念寺と芭蕉と小杉家の由緒>

「木一山 願念寺」
と彫られた石碑の隣に
芭蕉の句碑が並んでいる。 

「芭蕉翁来訪地小杉一笑墓所」
と記載され、
芭蕉の句が彫られている。

 芭蕉の句は、  
「つかもうこけ   
   我が涙聲ハ   
      秋の風」。 
 一笑のお孫さんの建立である。