貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

願力の強さと深さ

2018-12-31 15:46:09 | 日記

願力の強さと深さ

平成30年12月31日(月)

 この数日、禍福の往来!

 福の日には、禍の準備?

翌日は、禍の重なり。

 めまぐるしい数日であった。

 慌てたり、焦ったり、心待ちしたり

したことの予期しないことが・・・。

 それでも、大所から見れば、平かな

平成の終末を迎えているかな。

 亥年の最後のブログは、夕刻。

 思い・念い・想い・願いの強さ、

深さから、金沢の願念寺へ。

 

 願念寺の駐車場は閉鎖。

 そのため、隣のローソンに駐車して、

歩いて見つけることにする。

 ぐるっと回って、ローソンの路地

入ってすぐの所だった。

「木一山 願念寺」と彫られた

石碑の隣に、芭蕉の句碑が並んで

いた。

 

 「芭蕉翁来訪地小杉一笑墓所」

と記載され、芭蕉の句が彫られて

いた。


 芭蕉の句は、  

「つかもうこけ 我が涙聲ハ

        秋の風」。

 一笑のお孫さんの建立だそう。

 願念寺の由緒と、

 

芭蕉と小杉一笑のゆかりについて

説明されている。

 これから去りゆく時も笑顔で、

そして、来る年も笑顔で・・・。

 一生を多笑で過ごしたし!

 皆様も、よきお年を!!!!!

 来年もよろしく!!!!!!!!!


国の華は?

2018-12-30 08:30:52 | 日記

国の華は?

平成30年12月30日(日)

 いよいよ師走の晦日。

「晦日のひかり さし出でて

 四方に輝く 今朝の空」

 日の出参拝!!!

 霊峰白山は、最高峰の御前峰

(ごぜんがみね・2702m)を中心に、

大汝峰(おおなんじみね・2684m)、

剣ヶ峰(けんがみね・2677m)、

別山(べつざん・2399m)を主峰と

する峰々の総称。

 1億年余り前には、湖底にあった。

 その後少しずつ盛り上がり、幾度

もの噴火を繰り返し、今日の姿に

なったそうだ。

 現在は、石川、福井、岐阜、富山の

4県にまたがり、面積47,700haにも

及ぶ白山国立公園として大勢の登山

者に親しまれ、ユネスコの生物圏

保存地域に指定される等、その自然

環境は国際的。

 白山の一番の特徴は、頂上付近の

高山植物の豊富さで、7~8月に

高山植物が山肌を埋め尽くす景観は、

まさに雲上の楽園。

 頂上からは、美しい雲海のかなたに

白馬・剱・立山などの山並みが一望

でき、北アルプスから昇る日の出は

感動的な美しさだそう。

 元禄2年(1689)に、奥の細道の途次、

芭蕉が、白山の姿に感銘を受けて

詠んだ句が刻まれている。

「風かをる 越しの白嶺(しらね)を

           国の華」

              翁 。

そして、そして、そして・・・。

 ちょっと日陰の湿っぽい便所へ。

洗面所のオーバーフローの口から

雨蛙が・・・親しげに?・・・

よほど居心地がいいのか・・・

トイレでの出合い・・・

クサイ仲?・・・。

 何とも可愛い!!!

 白比咩様の変化?


白山としろやま

2018-12-29 09:00:44 | 日記

白山としろやま

 平成30年12月29日(土)

 誤変換。

「ちょっとうとうとしちゃった。」

と打ったら、

「ちょっと撃とうとしちゃった。」

に。

 今朝の編集手帳の話。

 どこかの国の苦しい言い訳。

 強引な事が、リーダーシップの

資質?

 いつの世も変わらぬ、変えられぬ

ことのひとつ?

 わたしは、ひとり白山市の白山

比咩神社へ。

 これは、「しろやまひめ』神社

という。

 このお手洗い、最後に凄い

出逢いが待っている。

 さあ、取りあえず参拝、参拝!

白山比咩神社の由緒。

 

阿吽狛犬も奉納と二文字が。

 

御神木の大欅

傍の川は手取川。

 立派な御門

社殿参拝!

天皇陛下御参拝記念樹もあり。

奥の院礼拝の地か?

 そして、白山礼賛句碑?

 調べると、

 白山比咩神社は、石川、福井、岐阜の

3県にわたり、高くそびえる白山は、

古くから霊山信仰の聖地として

仰がれてきた。

 麓に暮らす人々や遥かに秀麗な

山容を望む平野部の人々にとって、

白山は聖域であり、生活に不可欠

な“命の水”を供給してくれる

神々の座。

 山への信仰は、登拝という形に

変化し、山頂に至る登山道が開かれる。

 加賀の登拝の拠点として御鎮座

二千百年を越える当社は、

霊峰白山を御神体とする全国白山

神社の総本宮だ。

 ここが、あちこちにある白山

神社の総本宮。

 このことも初めて知る。

 有難きことかな!

 そして、芭蕉句碑へ。


降り残してや 水鏡

2018-12-28 15:34:06 | 日記

降り残してや 水鏡

平成30年12月28日(金)

 寒波到来!

 かんたろうさんも元気いっぱい!

 山崎山の山裾にある石碑拝顔。

 1689年(元禄2)、松尾芭蕉が

奥の細道の途中、金沢で作った俳句

「あかあかと 日は難面(つれなく)も 

        秋の風」

を刻んだもので、石碑は俳人桜井梅室

の筆。

 天保期お三大家と呼ばれたひとり

桜井梅室の筆による句碑は、元々は

卯辰山麓にあったもので、

明治16年(1883)に現在地に移さ

れた。

 この句はあまりにも有名で、この俳句の

書かれた句碑がなんと市内に3ヶ所

もある。

 芭蕉句碑は弘化3年(1846)建立。

芭蕉の句は、

「五月雨の 降り残してや 光堂」 。

 見事な日本武尊立像を拝謁し、

七福神山や栄螺(さざえ)山に登る。

栄螺山から眺める風景も絶景。

 

 栄螺山は、霞ケ池を掘り広げた時

の土を盛り上げたもの。

 登り道が螺旋状に造ってあり、

その形がさざえに似ているので、

栄螺山と名付けられた。

 別名「からかさ山」とも呼ばれている。

 水鏡も素晴らしい!

 蓮二翁の句は、    

 「十三夜の 月見やそらに かへり花」

 これは、虎石。

再度風景・風情を味わう。


雁が音の如く!

2018-12-27 08:45:08 | 日記

雁が音の如く!

平成30年12月27日(木)

 自作の力作(?)が完成!

 製本は自力ではできず、印刷屋

さんにお願い。

 超多忙の所をのやりくりで、一週間

以内で仕上げでくださった。

 卒論以来かな?

 本みたいにしたのは、初めて!

 平成の記念品になる。

 手前味噌だが、

タイトルもちょっともじって!

 『奥のほそ道』が『ぼくのほそ道」。

 皆さん、ご支援、ご声援、ありがとう!!

 雁が音かな?

 さて、兼六園に到着。

桂坂口より入る。

 行き交う人も多い。

 桜岡を通過し、霞ケ池へ。

池の中には蓬莱島という亀の形を

した島が浮かんでいる。


 

雁行橋。

 並べられた11枚の石が、

雁(かり)の列が飛んでいく様に

見えることから名付けられた。

別名「かりがね橋」・「亀甲橋」

とも呼ばれている。

 昭和44年から、石の保護のために

通行禁止。

 昔はこの橋を渡ると長生きすると

いわれていたという。

 長生きする時代になって・・・

渡る願いは不要?

苔むした桜の古木、

こじんまりと育成された欅、

それぞれに合うひねり赤松、

黒松群等

見飽きることはなし。

山崎山の麓へ。