貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

蚤虱馬もの句は、三者の鑑賞とは違う!?

2021-12-14 15:37:01 | 日記
令和3年12月14日(火)
 三人の俳人の鑑賞文の紹介!
 一は、「蚤・虱・馬」は、
存在として平等で、
芭蕉はアニミズムでこの句を作ったと。
 二は、穢いものを美しいものに
変換した最高の芸だと。
 三は、芭蕉が題材の選定に
きわめて自由であった、というのだ。
 しかし、我が師匠はそれだけかと
不審がっている。
 この句は、芭蕉の感性と思想の神髄を
詠んだものだというのが、
師匠の見解である。
 その論の展開は次回に!