貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

14. 医王寺:飯坂温泉

2017-02-27 09:15:42 | 日記
14. 医王寺:飯坂温泉

< 医王寺> 27.6.6

 医王寺の「医王」とは「薬師如来」のこと。

曽良随行日記には

「佐藤庄司ノ寺有。寺ノ門ヘ不入。」

とあるので、芭蕉と曽良は本堂を見ていない

ようである。

  境内に建つ芭蕉句碑。

  笈も太刀も五月にかざれ帋幟(かみのぼり)

 寛政12年(1800年)10月に建立。

すっかり荒れ果てていた。

 手直し最中でもあった。

医王寺は右。医王寺からの芭蕉坂


13. 文知摺石

2017-02-26 09:43:28 | 日記
13. 文知摺石

<27.6.6> 7時頃

 「信夫の里」が歌枕だったから、芭蕉は

訪れた。

 布を模様のある石の上に当て、忍ぶ草等

の緑色の葉や茎をそのまま布に刷り込んで

染めたものらしい。

芭蕉句碑 

 早苗とる 手もとや昔 しのぶ摺り 
  
ぐるぐる徘徊。

 大震災で文字摺り観音も、芭蕉句碑もなし。

老人がひとり、お寺が新しい供養塔が立ち、

工事中。

 新道もできつつある。

文知摺観音



文知摺観音出入り口



鐘楼




黒 塚 : 観世寺

2017-02-25 10:49:27 | 日記
12. 黒 塚

黒塚・観世寺  <27.6.6>

 安達ヶ原黒塚は東北本線二本松駅で下車

するそう。

 二本松は、高村光太郎の妻智恵子の出身

地でもある。

観世寺



観世寺五重塔




















  
  子規の句碑あり。「涼しさや 聞けば昔は 鬼の家」          


須賀川:神炊館(おたきや)神社

2017-02-23 10:01:44 | 日記
須賀川:神炊館(おたきや)神社

 須賀川のお諏訪様。

 芭蕉がお詣りをしたという。

 燈籠等地震で落下したままで、復旧の見通

しは伺えない。

けふばかりと翁宣ひしか

此うえに
     又としよらん
     初時雨
  
               市川多代女

神炊館神社鳥居



神炊館神社



参道



神炊館神社社記





芭蕉「奥のほそ道」石碑




句碑