貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

長野市善光寺②「四門四宗もただひとつ」と漱石!

2024-02-29 09:26:28 | 日記
令和6年2月29日(木)
長野市善光寺②

 明治44年に
信濃教育会の講師として招かれ、
その時参詣した夏目漱石、
信濃町生まれので二つの句を
奉納した小林一茶。
 そして
「歩行禅」という言葉を好み、
全国を漂泊した種田三頭火の
歌句碑は新たに造られていたが、
芭蕉の句碑はなし。 
 巫女さんに確認。
 「ない」という。
 因みに、
芭蕉が詠んだのは、
「月影や 
   四門四宗も 
     只一つ」 
 という句。
 漱石の句は

 「生きて仰ぐ 
    空の高さよ 
       赤とんぼ」
<その説明>

~つづく。


長野市: 善 光 寺 本殿参拝とおびんずる様!

2024-02-28 10:32:20 | 日記
令和6年2月28日(水)
長野市: 善 光 寺    
       
 駐車場に車を置き、
善光寺詣でとなる。
<山門>

 「びんずる市」の準備が始まっている。  
 10時半頃から一日いろんなお店
や体験ができるワークショップが
並ぶらしい。
<おびんずる市の準備>


<本殿>

 「びんずる」とは、
お釈迦さんの弟子である
十六羅漢の筆頭で、
「びんずるさん」と呼ばれ
親しまれている人のこと。
 御堂内に座っておられる。
 この方は、
病気を治す力があり、
撫でるとその部位の病気が治る
という信仰があり、
「撫で仏」
ともいわれている。
 正月6日に
「びんずるさん」の像を
台座ごと引き回す
「びんずる廻し」
という行事もあり。
 昭和46年からは、
長野市民の夏の風物詩として
「長野びんずる祭」
が定着しているという。
<参道におびんずる市?>

~つづく。

坂城町網掛十六夜観月②「桃青霊神」と十六夜観月殿!!!

2024-02-27 10:40:53 | 日記
令和6年2月27日(火)
坂城町網掛十六夜観月②
 芭蕉の句碑は見当たらず。
 あっ、

「桃青霊神」という石碑があり。
 これは珍しい。
「いさよいも 
   また更科の          
       郡かな」
という句の誕生も伺え、
懐古できる絶好な処。
 因みに、更科八景の一つ。
 その昔、
都の生活を懐かしんだ村上氏が、
この場所で月を眺め、
歌を詠んだという。

 ここからは、
葛尾山、大峰山、虚空蔵山
といった坂城を囲む山々や、
水面輝く千曲川、
人々が暮らす里の様子が
美しく見える。
 和歌や俳諧に親しむ人々は、
観月殿の周辺に
多くの句碑を建立。
<多くの句碑「十六夜句碑」>
<十六夜三首>

 その文化的価値の高さから、
この一帯は
「十六夜観月殿と周辺の景観」
として、町の名勝に指定。



坂城町網掛: 十六夜観月殿 風光明媚「ここら芭蕉の杖の跡・・!」

2024-02-26 10:23:18 | 日記
令和6年2月26日(月)
坂城町網掛: 十六夜観月殿     
 朝早くから40代前半かな?
 ご夫婦がそれぞれ野良仕事を
しておられる。
 草取りをしておられた奥様に
声をかけ、観月堂を確認。

 入り口がわかりづらい。
 「車は道端にどうぞ」
というかけ声に甘え、徒歩で登る。

 上信道の陸橋と千曲川、
背景となる小高い山々、
朝日が積乱の雲間から威光を放つ。
<目前、観月殿>
<観月殿>


 十六夜を詠った句碑
いくつもあり。

「十六夜や 
    展望一の 
      千曲川」
「十六夜や 
    ここら芭蕉の 
        杖の跡」
        等。
 芭蕉の句碑は見当たらず。
 探索開始!
~つづく。

北佐久郡軽井沢町: 記念礼拝堂:ショーハウス前 駐車するところなく、断念!そして・・・?

2024-02-25 10:32:47 | 日記
令和6年2月25日(日)
 昨日だけの太陽顔見せ。
 今朝は小雨ぱらつき、
雪になるか、雨で終わるか・・・?
 寒さカムバック!
北佐久郡軽井沢町: 
記念礼拝堂:ショーハウス前                
 その近辺を「軽い、軽い」と、
芭蕉が晩年大切にした「軽み」
を尊んでぐるぐると回る。
 車を止める気にならない。
 ゆったりするどころか、
だんだん夕餉と泊まる道の駅への
心配も募りつつ、
この際先を急ぐことに。
 句碑は、
「馬をさへ       
   なかむる雪の     
      あした哉」
で、
先日家内が友達と梨狩りに行き、
写真を撮って見せてくれたので…。
 天保14年(1843)、
地元の門下生である
俳人小林玉蓬によって建立された
句碑。
<芭蕉句碑>

 雪のふりしきる朝方、
往来を眺めていると、
多くの旅人がさまざまな風をして
通って行く。
 人ばかりでない、駄馬などまで
ふだんとちがって面白い恰好で
通っていくよ
の意。
☆☆☆ 道の駅「妙義」に行く。
 妙義神社の傍にあり。
夜は車が来そうな所ではないな
と判じ、道の駅「雷電くるみの里」
に変更する。
 6時30分に到着。
 夕食を食べ、やっと寛ぐことが
できる。
 12900歩。
 今回は4・50%という確率の
句碑巡りとなる。  
 ちょっと事前に調べ過ぎたかな?