貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

流転、仰天の多摩川!

2019-11-30 09:36:12 | 日記

流転、仰天の多摩川!

 令和元年11月30日

 多摩川小作の堰の上。

 昨日まで、甚大台風後、

清流に戻らない。

 下は賽の河原。

上は、それでも鳥たちの憩いの場。

そして、老人かな?毎朝6時頃から

3.4名の方が釣りを楽しんで

おられる。

 

 それが、昨日の昼から様変わり。

 今朝の歩行禅。

 釣り人の釣り場には、水はなく、

石がごろごろ。

 川鵜や渡り鳥たちが皆並んで

突っ立っている。

 半分以上干上がっている状況。

 白い三角錐のようなものが

小島のように・・・!

 テトラポットのようなもの。

 みんな流されて堰の上に留まっ

たのだ。

 貯水の下は、こんなにも豹変

していたのだ。

 流転、仰天の世界!

 それでも青空と日が眩しい!! 


快晴の朝、平成の三猿

2019-11-29 09:04:30 | 日記

快晴の朝、平成の三猿

令和元年11月29日

 22日以来の快晴の朝、

冷え込みは一味違う。

 手袋をしていても、指先が痛い!

 今冬初!

 今朝も名古屋市。

 伝昌寺参拝!

 

 以前は鳥居の傍に芭蕉句碑が

あったらしいが、

すっかり様変わり?

 平成の三猿が。

 日光の三猿と違い、

「見てござる。 言うてござる。

 聞いてござる。」

 家のトイレには、日光土産の

三猿も、「平成三猿」と同じ。

 そして、三匹の蛙の祈りが二対。

三匹の蛙の祈りが二対、

初見。

 当時の芭蕉句碑の句は、

「ぬれてゆく 

 人もをかしや 

    雨の萩」

 時は流れ、価値観も転換!


座布団干しも大変?

2019-11-28 09:01:34 | 日記

座布団干しも大変?

令和元年11月28日

 先週の木曜から雨天、曇天の

反復協奏曲。

 西高東低の冬型配置に!

 今裏の山茶花が咲き始め、

冬の安らぎを与えてくれて

いる。

 さあ、今朝も頑張って、

名古屋市。

 宝の「宝林寺」参拝!

 

 宝林寺の芭蕉句碑の句は、

「粟稗に

  貧しくもあらす 

    草の庵」

ということだったが、どうも

この句ではない?

  また、調べ直したが、不明の域。

 今朝の天候と同じかな?

 住職の奥様が、たくさんの座布団や

洗濯された衣類など、境内のあち

こちに日干しされている。

 真夏の大仕事!に出合う。

 お寺や自治会館など人の

集まる所の座布団。

 かび臭いのが普通だが、

まめに干せば防げるかな?

 それにしてもすごい数!

 高齢者にはこれも負担過?


宵闇塚と不二塚

2019-11-27 08:42:55 | 日記

宵闇塚と不二塚

令和元年11月27日

 今週は冬到来の日々。

 今朝も気合い入れて、清浄心!

 お地蔵様にお祈りを捧げ、

まず、「宵闇塚」。


 

 芭蕉の句は、

「盆過て 

  宵闇くらし 

   むしの聲」

 そして、右の「不二塚」。

 榎本馬州の句。

「山々に 

  笑は勢てふしの 

    高根かな」

  一気に二つの塚碑に触れる。

 高嶺の笑いかな。

「梅咲いて 

 春も落ち着く 

   景色かな」

「梅咲いて 

  先佛へと 

   おもふかな」

 これらの句碑は、また別の所

にある。


鋳付け

2019-11-26 09:12:49 | 日記

鋳付け

令和元年11月26日(火)

 起床時より寒くなる。

 7度ぐらいかな?

 今朝は、名古屋市の清浄寺!

 

 清浄(しようじよう)寺(じ)は、

かつては広大な敷地を持って

いた小林城跡地にある。 

 現在は、小林城の姿はなく、

大須の矢場とんビルを大津通り

をはさんで、反対側にひっそり

と佇む。

 本堂裏には延命地蔵尊で知ら

れる矢場地蔵尊。

 地蔵様も立派!

 そして、鏡塚。

 まず、芭蕉句碑。


 句は、

「人も見ぬ 

  春や鏡の 

   うらの梅」

 元禄5年歳旦。

 鏡の裏面には、花鳥等の模様

が鋳付けてある。

 その梅を、人も見ぬ春とも

いうべきかと言って、

芭蕉自身の世に隠れ住む気持ち

を寓する。

 手作りの粋!

 憩いと潤いを感ずるひととき!

 これはひとときの幸せ!

 毎朝の春とはいかないが・・・。