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チャールズ・チャップリン監督『チャップリンの黄金狂時代』その2

2014-08-17 10:21:00 | ノンジャンル
 昨日の続きです。
 チャーリーは外から戻り、布で包んだ右足を炉に入れます。ジムは飢えから精神に異常をきたしています。「靴がもう一方ある」と言うチャーリーに、「もう靴は嫌だ」と言うジムは、机に顔を伏せます。やがてチャーリーが鶏に見えてきて、またチャーリーに戻ります。「君が鶏に見えた」と言うジム。表情をこわばらせるチャーリーは、ナイフを隠します。「もっと薪を」と言うチャーリーが、また鶏に見えるジム。ジムは目を剥き、ナイフを取り出します。「来い、来い」と言って、銃を構えるジム。鶏が外に出ると、ジムは発砲します。「やめて」とチャーリーが叫ぶと、鶏はチャーリーに戻ります。驚くジム。ジムはチャーリーの肩を抱いて小屋の方へ戻ります。チャーリーは銃を預かり、ジムを先に小屋に入れると、銃を雪の中に深く埋めます。足で後ろに雪をかけるチャーリー。小屋に戻ると、ジムは目を剥いて歯を鳴らしています。急いで銃を掘り起こすチャーリー。チャーリーが小屋を廻り込むのを、後ろからジムが斧を持って音を立てずに追います。小屋に入り、ジムに気付いて振り返るチャーリー。ジムは斧を担いで外に出ます。チャーリーがジムの出たドアの外を窺おうとすると、ドアの上の木が落ちてきて、チャーリーの頭を直撃します。ドアがバタンと閉まり、驚いて後ろずさったチャーリーはストーブにぶつかり、熱さで飛び跳ねます。ジムは小屋に戻り、ベッドの下に斧を押し込んで寝ます。額をぬぐうチャーリー。
 2人とも寝ていますが、ジムはジロっと目を開けます。チャーリーは両足の間から顔を覗かせます。同時に起き出す2人。チャーリーが銃で威嚇すると、ジムは外に出ますが、やがて揉み合いになり、銃が床に落ちます。銃を取ろうとするジムの足にしがみつくチャーリー。やがてチャーリーの頭に毛布が落ち、そこへ熊が入ってきて、ジムが逃げた後、頭に毛布を被ったチャーリーは熊の足にしがみつきます。熊に気づいて驚くチャーリー。熊は外へ逃げ、ジムが小屋に戻ると、チャーリーは熊を撃ちます。ジムに熊を取りに行かせ、皿と調味料の準備をし、スプーンとフォークをこするチャーリー。
 一方、悪党はジムの金鉱を見つけます。
 ジムとチャーリーは出発し、別れます。
 ジムは悪党と再会し、悪党の橇の中に金塊を見つけ、「盗む気だったんだろう?」と問いつめ、揉み合いになり、悪党にスコップで殴られ、失神します。悪党は橇を引っ張って去ります。
 しかし、悪党は雪の亀裂に巻き込まれ、崖から落ちて死にます。
 雪国にできた町。ジョージアという名の女性。女の敵、ジャック。ジョージアの友人たちはジャックの橇で去ります。
 ジョージアは酒場で働いています。自分の写真をジャックに取り上げられたジョージアは、写真を奪い返し、怒って去ります。嘲笑うジャックは、両手に女を抱きます。チャーリーはトボトボと酒場に現れます。ダンスが始まり、チャーリーは1人残されます。その後ろに立つ男。男の存在を教えられたジョージアは、男に微笑みます。自分のことだと思って微笑み返すチャーリー。近づいてきたジョージアは、進むチャーリーをかわし、男の許へ行きます。がっかりするチャーリー。チャーリーはウエイターが他の客と話している隙にお盆の上の料理を食べます。親し気に話すジョージアと男。ジョージアの友人が「ジャックがあなたのこと好きみたいよ」と言うと、ジョージアは「あの男は女たらしよ。まともな男を見つけて、ここを去りたい」と答えます。ジョージアは周りを見回し、目の前のチャーリーを置いて去ります。破れたジョージアの写真を拾うチャーリー。ジャックはジョージアのそばのテーブルに座り、去ろうとするジョージアの手をつかみ、振りほどかれます。ジャック「来い」。背を向けるジョージア。ジャックは近づき、「お高く止まるな。踊ろう」と言って、ピアニストに金をやり、「踊れる曲をやれ」と言います。去ろうとするジョージアの腕をつかみ、無理矢理踊ろうとするジャック。ジョージアはチャーリーを呼び、「私は踊る相手を選ぶ」と言って、ジャックに恥をかかせます。(また明日へ続きます‥‥)

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