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チャールズ・チャップリン監督『チャップリンの黄金狂時代』その1

2014-08-16 09:43:00 | ノンジャンル
 チャールズ・チャップリン監督・脚本・音楽・ナレーションの'25年作品『チャップリンの黄金狂時代』をスカパーのイマジカBSで見ました。
 “この映画はサイレントに音楽と説明を加えたものである”の字幕。アイリスイン。村から雪山へ延々と続く人の列。「黄金を求めて」のナレーション。つまづく男。アイリスアウト。
 浮浪者チャーリーが、荷物を背負って崖沿いの道を歩いています。後ろから熊がついてきますが、チャーリーが振り向いた時には、熊は穴の中へ続く道へ入っていって、チャーリーは気づきません。「金鉱採掘権を保有する ジム・マッケー」と書かれた札を立てるジム。雪原にはテントが張られています。岩の斜面の雪の部分を滑って来たチャーリーは、杖を雪に立てようとしますが、杖は雪に沈んでしまいます。方角だけ書かれている地図の北を指差すチャーリー。立て札に到ると、そこには「ジム・サワドゥ、道に迷ってここに眠る」と書かれています。逃げ出すチャーリー。一方、ジムは金塊を発見して、金の鉱脈を探し当てたと叫びます。
 吹雪。悪党の小屋。彼は自分の指名手配の写真を燃やします。そこへチャーリーがやって来て、ドアの前に立つと、屋根から雪が落ちて、チャーリーを直撃します。その音を聞いて銃を手にして警戒する悪党は、隣室に移ります。チャーリーが室内に入ると、壁の穴から風が吹き込み、帽子が飛びます。やがて肉を見つけてかぶりつくチャーリー。悪党がバタンと音を立ててドアを閉めると、チャーリーは肉を放り出します。出てけと言う悪党。チャーリーはドアから出て行こうとしますが、吹きつける風で出ていけません。ジムのテントも飛んでしまいます。ジムは悪党の小屋のドアに飛び込んできますが、風で反対のドアから飛び出てしまいます。その後を追うチャーリー。何とか四つん這いで小屋に戻ったチャーリーでしたが、また風上のドアを開けると、今度は悪党が風下のドアから飛び出します。チャーリーは風上のドアを閉め、また肉を食べ始めます。ジムが小屋に戻ってきて、チャーリーに近づくと、チャーリーの手ごと肉を取り、食べようとし、チャーリーは急いで手を引っ込めます。悪党も戻って来て、また「出てけ」と言いますが、ジムは無視します。悪党は威嚇射撃をし、ジムは銃を奪おうとして悪党と揉み合います。銃口が絶えずチャーリーに向き、必死で逃げ回るチャーリー。ついに発砲され、撃たれたと思ったチャーリーは身悶えながら体を探りますが、撃たれていませんでした。ジムは銃を奪い、「俺はここにいる。お前もだ」とチャーリーに言います。悪党に対し、強気になるチャーリーは、ジムには愛想を振りまき、肉を差し出します。
 ジムと悪党は空腹でうろうろと歩き回ります。小屋がひし形に傾き、チャーリーは犬を抱いて小屋に入ります。ジムは飢えを嘆き、外に出ると、犬も付いていきます。チャーリーは塩をなめ、ろうそくに塩をかけて食べてしまいます。悪党は気づいて、チャーリーを追及しますが、チャーリーはとぼけます。やがてシャックリをし始めるチャーリー。悪党はナイフで脅します。ジムが戻ると、歯をすすります。チャーリーは急に心配になり、口笛を吹いて犬を探しますが、犬は無事でした。誰かが食べ物を探しに行くことになり、カードを引いて一番少ない数の者が選ばれることになります。3を引いたチャーリーは、カードを床に叩きつけ、出かける支度をしますが、悪党が2を引いたのを見て、支度を止めます。
 悪党はジムとチャーリーと握手します。ドアを開けると、また風でチャーリーは飛ばされます。悪党は犬と一緒に出発し、チャーリーは四つん這いで風下のドアから戻ってきます。
 テントで悪党の指名手配書を見る2人。外に出た1人を見つけた悪党は拳銃を取り出し、その1人と揉み合いになり、結局2人とも射殺してしまいます。悪党は2人の橇を奪い、出発します。
 チャーリーは靴をゆでます。「あと2分」と言うチャーリーに、「もう食べよう」と言うジム。片足が裸足のチャーリーは、ナイフとフォークをこすります。ひもをどけて、底をジムに、それ以外を自分に出すチャーリーでしたが、ジムは交換します。チャーリーはかぶりつき、いけるという表情。ジムも嫌々食べます。チャーリーはひももフォークで巻いて一遍に食べます。ひものあった皿に釘を置くチャーリー。ジムは相変わらず嫌々食べます。チャーリーは釘一本一本をしゃぶり、シャックリします。(明日へ続きます‥‥)

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