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ロバート・ゼメキス監督『ベオウルフ』

2009-01-11 15:10:40 | ノンジャンル
 ミスチルの唯一のライブアルバム「1/42」を買って聞きましたが、圧倒的に多い若い女の子のキャーキャーいう声が耳障りでした。桜井さんのインタビューを読む限り、アイドルグループを目指してはいないと思うので、どんな思いで彼が歌っているのか、気になりました。

 さて、WOWOWで、ロバート・ゼメキス共同製作・監督の'07年作品「ベオウルフ」を見ました。全編CGを使った実写風の映画です。
 「デンマーク 507年」の字幕。王は祝宴で戦利品の金銀財宝を家来たちに与えていると、皮膚の溶けた大男の怪物グレンデルが現れ、人々を殺していきますが、王が剣を取ると逃げ出し、住処の沼に帰ると、母が王は傷つけていないかどうかを聞きます。海を渡ってベオウルフが怪物の退治にやってきます。彼は過去に5日間泳いだ末、海の怪物をやっつけた話をします。再び村を襲ってきたグレンデルに、ベオウルフは素手で立ち向かい、片腕をもぎ取ります。グレンデルは住処に帰って死に、復讐に燃える母は、ベオウルフの部下たちを皆殺しにします。ベオウルフは母を殺すために住処の沼に行きますが、母に誘惑され、子種を授けてしまいます。彼は母は殺したと王に嘘をつき、王は自分の死後ベオウルフを王とするように側近に言って、投身自殺してしまいます。ベオウルフが王になり、年老いてから、ベオウルフの子である竜が襲ってきて、多くの村びとを殺します。ベオウルフは真実と王妃に告白し、竜の母子を退治に沼へ行きますが、竜は村へ向かって飛び立ちます。村を襲う竜に飛び乗ったベオウルフは、竜の心臓を引きちぎり、竜もろとも浜辺へ落ちて行き、死にます。新たに王となった、ベオウルフの側近は、海で誘惑する竜の母に向かって、歩いて行くのでした。
 CGのレベルの高さは、それが実写なのかCGなのか分からないほどで、空飛ぶ視点も迫力満点でした。が、表情のリアルさという点で、やはりCGは実写には叶わないのではないかと思いました。何か人間が人形臭く、竜の母を演じたオールヌードのアンジェリーナ・ジョリーの美しさだけが際立っていました。CGの特撮ものがお好きな方にはオススメです。