”ばっきん”のブログ

日常生活中心のブログです。
平成28年9月から妻と息子、母の4人で暮らしています。

公明党・来年の函館市議選は4名体制で

2010年11月09日 00時34分11秒 | 政治
来年の統一地方選,公明党は,道議函館市区に志賀谷市議を出馬させることを決めたが,問題はその後継と引退が予定されている瀬尾,小谷野両市議の後継であった。
筆者が,定数削減の折,従来の5名体制には無理があるのではと以前論じていたが,どうやらその願いは通じたようで,信用する筋からの情報では,茂木,松宮の現職に新人2人を加えた布陣で来年の市議選に討って出ようということらしい。
道議も新人,市議も新人というのでは,戦いは相当に厳しい,同党にとってはかしこい選択といえるだろう。

紅葉はやっぱり香雪園かもしれないが

2010年11月08日 03時39分29秒 | 地域
函館の名勝・香雪園は,紅葉の名所として名高い,1週間前はいまひとつだったが,昨日はまさに真っ赤っか。



家族連れやカップルも多く,駐車場は待ち行列が出来ていた。
夜間のライトアップは14日まであるとのことだが,やはり陽のあるうちの景色が一番と思う。
茶室から眺める景色も一興,いろいろ楽しめる。




ところで,今でこそ日本庭園としての誉れも高いが,幼少期湯の川地区で過ごした私としてはちょっと違う感慨を持っている。
まず,現在は住宅地に隣接している公園だが,50年近く前は,付近は畑か雑草地であり,今のように手入れも万全ではなかった。
呼び名も,香雪園や見晴公園ではなく,”キュウシメチ”=岩船呉服店の屋号である久〆一(きゅうしめいち)であった。

小学校の遠足やそりすべりの場所としてしか覚えはない。
公式的な沿革としては,市に無償貸与ののち,市が買収となっているが,私の記憶にある大人たちの会話は,没落商家としての岩船家であった。岩船は市の世話になったという揶揄を幾度となく聞いた覚えがある。真偽はわからないが,明らかに負のイメージしかないのが,私の香雪園観である。

函館のブルジョワのなれの果て,贅沢三昧の証・・・・・そういう感覚で見てしまうので,凄くきれいな紅葉も素直には肯定できないところがあるのである。

まあ,その結果多くの人が現在楽しんでいるのだから文句も言えないだろうし,今後も維持してもらいたいと思う。
でも,はっきり言って,今も昔も子供が行って楽しいところではないことは事実だ。

ちなみに,今年の私は,個人的に幸せな気分に浸れたので満足である。


今日は父親の23回忌だったが

2010年11月06日 23時29分10秒 | 日記
今日11月6日は,私の父親の命日で,世法的には23回忌に当たる。
本来なら法要を営むべきなのだろうが,お盆のときのブログにあるように,我が家ではそのようなことはしない。
もちろん,墓参りにも行っていない。
まあ,最低というか,志だけはという点で朝一番で我が家の仏壇に供物を千秋庵総本家より購入してきて備えはしたのだが,その後母親の希望で「湯ノ岱温泉」に出かけてしまった。





上の写真は千秋庵総本家の和菓子「練り切り」である。

さて,この温泉は,いわゆる町の公衆浴場であり,今流行のスーパー銭湯のような設備は皆無,浴室内も決してきれいとはいえない「ひなびた」温泉である。
しかし,この温泉,実にお湯の泉質が抜群にいいのである。
浴槽は3つ,38度の源泉と42度の加熱湯,そして35度の源泉であるが,私は38度の源泉が一番の好み,少なくとも30分以上は浸かっている。
肌には,気泡のような泡が自然に付着し,何となく効能のあるような錯覚,いや間違いなく効能があるのである。
入浴料は350円,休憩室や食堂も備えていて,簡易湯治にはぴったりである。
客が少ないだけにゆったりできるのはいいのだが,採算割れで閉じてしまうのではといつも心配している。
函館から車で1時間半,真の温泉ファンなら絶対にいくべきだ。



湯ノ岱もすっかり秋景色であった。

学童保育と生活保護

2010年11月05日 10時31分05秒 | 生活保護
11月4日付けの函館新聞では,函館市学童保育連絡協議会の結成30周年記念祝賀会が開催されたことを報道している。
「学童保育」とは,保育所が小学校就学前の幼児を対象としているのに対し,小学校に就学している児童を対象にしているソフト事業である。
いうまでもなく,保育所にしろ,学童保育にしろ,就労している親に成り代わって保育を行うのが建前だが,こと生活保護を受けている母子家庭にとっては,その理念を理解していない例が多い。
保育所でも,対象は就労している親もしくは求職活動中の親であることが大前提なのだが,生保受給者の母親はどうも働きたくない人が多いので本来の意味での利用がどれだけあるのかというこまった問題がある。
たとえば,生保受給者は保育料が免除されているので,昼間子供と一緒にいたくない母親にとっては,利用しようとする気が起こる場合が一方ではあるのだ。
しかしながら,「学童保育」では,料金が発生するため,いきおい利用が極端に少ない。
生保受給者においては,この支払う料金の一部は,稼働収入から控除されるのだが,そもそも働いている人間が少ないので利用しようという気にはならないのである。
ただなら利用するが,一時でも自分が金を出すという行為をためらうのは,受給者に共通する傾向らしい。
もちろん,この学童保育を利用し,就労に励んでいる受給者も少ないながら一方ではいるのだから,そういう人は応援してあげたいのだが,大部分がそうではない現実に,ある意味むなしさを感じてしまうのである。
そんなこんなで,学童保育に携わっている方々のご健闘にあらためて感謝したい気持ちになった。