”ばっきん”のブログ

日常生活中心のブログです。
平成28年9月から妻と息子、母の4人で暮らしています。

核兵器廃絶へ民衆の大連帯を・・・・公明党の進むべき道

2009年09月19日 21時48分41秒 | 日記
去る9月8日、池田創価学会SGI会長は恩師である戸田創価学会第2代会長の「原水爆禁止宣言」の日に寄せて聖教新聞上で記念提言を行った。
この宣言の現代に照らした柱を池田会長は「政治指導者の意識変革」、「核兵器禁止の明確なビジョン」、「人間の安全保障のグローバルな確立」としている。
この原水爆禁止宣言の原文と照合すると
「われわれ世界の民衆は、生存の権利をもっております。その権利をおびやかすものは、これ魔ものであり、サタンであり、怪物であります。」・・・核抑止論の底流には、自国の優位や安全のために人類を犠牲にすることも辞さない、常軌を逸した非情の論理が脈打っていることを人々にわかりやすく伝えるとともに、指導者に内省を求めることに主眼をおいている。
「もし原水爆を、いずこの国であろうと、それが勝っても負けても、それを使用したものは、ことごとく死刑にすべきである。」・・・生命尊厳の思想を根幹に据える仏法者として死刑に強く反対していた戸田会長が、あえて極刑を求めるかのような表現を用いたのは、核使用を正当化しようとする論理に明確な楔を打ち、その根を絶つためであった。
「核あるいは原子爆弾の実験禁止運動が、今、世界に起こっているが、私はその奥に隠されているところの爪をもぎ取りたいと思う。」・・・多くの民衆の犠牲の上で成り立つ安全保障思想の根絶を図らない限り、本質的な解決はありえないことを指摘した。ということである。
半世紀前の1957年にこの宣言がなされたことも驚異であるとともに、このブログでのニックネームとさせていただいた所以である。
衆議院選挙で惜敗した公明党の再出発に時を合わせるかのようになされたこの提言、支持者の創価学会員は強くこうした視点を中心に据えるよう要求してやまないであろう。
明確に「核廃絶」を前面に打ち立てて来年の参議院選挙に挑むべきである。