”ばっきん”のブログ

日常生活中心のブログです。
平成28年9月から妻と息子、母の4人で暮らしています。

生活防衛は軽自動車の導入から

2009年09月08日 20時46分30秒 | ライフスタイル
私は、クルマ好きであった。
現在の所有車は昨年11月購入で11台目となるが、初めて軽自動車にした。
理由は何よりも維持経費の安さである。
税金は5分の1以下になったし、損害保険も大幅な低額におさまった、燃費も数段よくなったし、いいことづくめだ。
しかし、当初は思ってもみなかった変化が訪れた。
まず、第1に軽自動車は、クルマ自体のポテンシャルが低いのでどうしても「運転する楽しみ」が減る。
これにより、サンデードライブが減り、郊外へ出ることがほとんどなくなった。
躯体が小さいことから駐車スペースが少なかった近所の商店での買い物が多くなった。
もちろん、長距離ドライブには安全性が求められるので、軽自動車にはかなわないことからクルマでの旅行は考えにくくなる。
つまり、簡単に言うとクルマを使用する機会が格段に減ったということであり、かって年間2万キロも走った自分ではあるが、現在は10カ月で2,500キロにすぎない。
クルマは趣味の対象から外れた」のである。
地方でクルマを使用する人は実用本位であるからこれでいいのである。
かつては、蔑んでみていた軽自動車だが、今はECOの象徴として自慢して乗れるようになった。
私と同じような気持ちを抱く人は今後多くなると思う。
かつての自動車産業の興隆はもはや絶対に望めないものであり、価値観の変化は止めようもない。
政権交代しようがこの流れは止められないだろう。