フリーマーケットでミニベロ用に購入したCampagnolo Record のハブ。
未使用のようですが、製造後既に30年近くは経過しています。
ミニベロのホイールとして使用するのには、一度バラしてグリスアップする必要があります。
カップ & コーン タイプのハブをイジるのは久しぶり。
その様子を紹介します。
今回メンテナンスを行う旧レコードハブ。
最近のハブに比べて胴が細身でスマート。アルミのロードリムとの組み合わせは絶妙です。
でも今回は、20インチリムとの組み合わせ。
まず、準備するもの。
ハブスパナ 13mm×14mmが2つと16mmが一つ、それにグリス。(グリスは、カンパ グリス)
フロントハブの玉押しは、13mm。
ロックナットは、16mm
今回、ロックナットはかなり固く締まっていたので、作業の途中でモンキーを使いました。
ロックナット、玉押しを緩めシャフトを抜いたところ。
ベアリングに付着しているのは、恐らく旧カンパグリス。
乾燥して固まっているわけではなく、滑らかでベアリングを保護しているものの量は少なめ。
ベアリングは、片側に9個。
グリスを拭き取りきれいにしたところ。
未使用のようなのでカップにも傷はなくきれいな状態です。
新しくグリスを入れながらふと考えました。
このカンパハブは、製造後30年ほど経過したものですが、デビューはさらに10数年前のことです。
ハブ本体やベアリングを受けるカップの部分や玉押し。非常に精度よく丁寧に作られていることに今更感心します。
しかし、きっと日本でも腕のいい職人が加工すれば、その時代でもできたのではないかと。
ただ、自転車のパーツにそれだけの手間をかけることを誰も考えなかった。
そしてそれは自転車文化の違いがあったからだったのだと。
高精度のハブを高額ででも購入する必要性と風土・文化があったか無かったの違いではないかと。
現在の自転車パーツと言えば、特定のメーカーの一人勝ち?状態。
昔は各国のいろいろなメーカーが存在していたのにいつしか大半が消えてしまいました。
時代の流れと技術革新についていけなかったためです。
残ったのは、技術力でマーケットを押さえた覇者なのかもしれません。
それはそれですごいことなのですが、カンパハブのパーツのようにパーツの一つの部品に文化を感じることはない気がします。
そこに自転車文化の深さの違いあると思えたのです。
未使用のようですが、製造後既に30年近くは経過しています。
ミニベロのホイールとして使用するのには、一度バラしてグリスアップする必要があります。
カップ & コーン タイプのハブをイジるのは久しぶり。
その様子を紹介します。
今回メンテナンスを行う旧レコードハブ。
最近のハブに比べて胴が細身でスマート。アルミのロードリムとの組み合わせは絶妙です。
でも今回は、20インチリムとの組み合わせ。
まず、準備するもの。
ハブスパナ 13mm×14mmが2つと16mmが一つ、それにグリス。(グリスは、カンパ グリス)
フロントハブの玉押しは、13mm。
ロックナットは、16mm
今回、ロックナットはかなり固く締まっていたので、作業の途中でモンキーを使いました。
ロックナット、玉押しを緩めシャフトを抜いたところ。
ベアリングに付着しているのは、恐らく旧カンパグリス。
乾燥して固まっているわけではなく、滑らかでベアリングを保護しているものの量は少なめ。
ベアリングは、片側に9個。
グリスを拭き取りきれいにしたところ。
未使用のようなのでカップにも傷はなくきれいな状態です。
新しくグリスを入れながらふと考えました。
このカンパハブは、製造後30年ほど経過したものですが、デビューはさらに10数年前のことです。
ハブ本体やベアリングを受けるカップの部分や玉押し。非常に精度よく丁寧に作られていることに今更感心します。
しかし、きっと日本でも腕のいい職人が加工すれば、その時代でもできたのではないかと。
ただ、自転車のパーツにそれだけの手間をかけることを誰も考えなかった。
そしてそれは自転車文化の違いがあったからだったのだと。
高精度のハブを高額ででも購入する必要性と風土・文化があったか無かったの違いではないかと。
現在の自転車パーツと言えば、特定のメーカーの一人勝ち?状態。
昔は各国のいろいろなメーカーが存在していたのにいつしか大半が消えてしまいました。
時代の流れと技術革新についていけなかったためです。
残ったのは、技術力でマーケットを押さえた覇者なのかもしれません。
それはそれですごいことなのですが、カンパハブのパーツのようにパーツの一つの部品に文化を感じることはない気がします。
そこに自転車文化の深さの違いあると思えたのです。
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