自転車にまつわる四方山話(よもやまばなし)

自転車に関する気ままなブログです。

ナイロン製 ヘッド小物

2012年03月03日 22時48分22秒 | パーツ
使うこともないでしょうし、使えるとも思えないパーツを持っています。

1970年代の軽量化ブームでは、手っ取り早くパーツそのものを削ったり穴をあけて軽くする方法と素材を置き換えて軽くする方法が流行りました。

パーツを削ったり穴をあけても、いくらも軽くはなりませんが結構本気で手を加え、強度が低下しても自己責任で、軽量をアピールする上ではそれなりにインパクトがありました。
もう一方の素材を置き換える方法は、スチールをアルミやチタンパーツに替えるものでお金のかかるものでした。
現在では、パーツに手を加えることなどほとんどなくなりました。
パーツの完成度が高まり手を加えることが大幅な機能低下につながるからです。

さてこのパーツ。
本来、素材を置き換えても強度や機能が劣ることはないはずですが、このパーツだけはそうとは言えないパーツです。





販売時には「ナイロン製」と表示されていたと記憶しています。
プラスチックとナイロンの違いがどういうものか分かりませんが、見た感じ柔らかそうな素材です。

このヘッド小物にベアリングを入れて締め付けることなどできるのでしょうかね。
できたとしても恐ろしくて乗れないです。

ロード用ではないとしてもピスト用でも・・・。

購入したのは、当時も今も都内でも有名な大型ショップ。
決してオモチャではありません。











ロックナットです。





上ワンです。





下ワンです。


こんなことを本気で取り組んでいた時代です。


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