自転車にまつわる四方山話(よもやまばなし)

自転車に関する気ままなブログです。

創刊号 その7 「CYCLE FIELD」・「FIELD BIKERS」

2012年07月22日 21時10分24秒 | 
「CYCLE FIELD」





ブログタイトルが「創刊号」でありながらこの本は、No.4です。
No.4の発売は1994年4月頃なのですが、月刊ではなかったようなので創刊号が一体いつだったのかは不明です。
残念ながら手元にあるのは、このNo.4からです。

バイク雑誌「CYCLE SOUNDS」の別冊という位置づけで、出版社は「山海堂」です。
出版には詳しくないのですが、「山海堂」は工業系の出版社で2007年に倒産してしまったようです。

「CYCLE FIELD」は、1994年(もしくは、1993年)頃から始まり1996年頃まで続きました。
「アウトドア志向の自転車ツーリングマガジン」がコンセプトで、内容はコンセプト通りツーリングが主体でした。
かなりコテコテのツーリング記事だったと言えます。
それもそのはず、編集長(?)が、大前 仁氏 で、編集者が 今井 ちづか氏でした。
大前氏は、今でこそ「サイクルスポーツ」で新城選手のレースレポートや写真を撮っていますが、元々は知る人ぞ知るツーリスト(しかも山岳も含め)。
更に、今井氏も「ニューサイクリング」で編集をされていた方(だと思います)。

ツーリング主体の本ではありましたが、まだまだ自転車の認知度が低い時代で発刊の時期が早かったのかもしれません。
3年余りで姿を消しました。


・・・ところが、1996年の12月に「FIELD BIKERS」が創刊したのです。





先の「CYCLE FIELD」とタイトルが酷似。
しかも内容まで!

内容が酷似していたのは、編集長が 今井 ちづか氏だったためです。
編集者も数名が「CYCLE FIELD」と同じメンバーでした。
想像ですが、「CYCLE FIELD」のコンセプトを継続発行するために出版社を代えたようです。
「自転車のある自由時間を創造する」とキャッチコピーにはあります。

発売所が「芸文社」で、「プレイドライブ」(自動車雑誌)増刊という位置づけのようで発行所が、「フィールドライフ」でした。
隔月の発行で、2000年頃までが手元に残っています。
こちらもいつしか姿を見なくなりました。


現在のように自転車人口が増え、楽しみ方も多様になった時代であれば、違った評価だったのでしょう。
このジャンルの雑誌、現在では「自転車人」が似たジャンルの本かもしれません。
すそ野が広がるとニーズも多様化し、楽しみも増えるものです。
現在発売されている自転車雑誌は一体何誌あるのでしょうか?
とても全部を把握することはできません。





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