自転車にまつわる四方山話(よもやまばなし)

自転車に関する気ままなブログです。

初代 DURA-ACE その4

2012年01月25日 20時50分58秒 | パーツ
初代 DURA-ACE のブレーキ本体です。




こちらも現役。
自称プロムナードで使用しています。
(プロムナード? ポタリング車?の話も別に機会に・・・)

DURA-ACEのブレーキ本体も私にとっては、鮮烈でした。
カンパの半分ぐらいの価格で、しかも本格的なレーシングパーツの登場でした。
当時、カンパ以外のブレーキといえば、外国製でユニバーサルやマハック、国産でDIA-COMPE(吉貝)があったのですが、カンパと比べると機能もデザインもその差は大きく、洗練されたものとは言い難かったからです。

チェンホイルを杉野、ディレーラーにサンツアー(サイクロン)を使ってもブレーキは DURA-ACE という組み合わせは、かなりあったように記憶しています。
ブレーキは、その後 DAIA-COMPE、サンツアーシュパーブがカンパ似の洗練されたモデルをリリースし、選択肢が広がりました。

このブレーキを満足して使ってはいたのですが、不具合にも遭遇し、補修パーツで補うこともありました。
阿佐ヶ谷の「フレンド商会」さんには、このDURA-ACEの補修部品が充実していて大変お世話になりました。

不具合は、内側のブレーキアーチが歪んでしまったことやクイックリリース部のメッキされた板形状のパーツが変形したことなどです。
しかし、いずれも店頭で補修パーツを手に入れることができたことを考えると、少なからず同様の不具合があったのかもしれません。

数年後、念願の! カンパのブレーキを購入したことで、カンパと比べ初代 DURA-ACE は柔らかかったことに気づきました。

度々ブログに登場する「ホルクス」をオーダーする際、横尾氏に「ニューサイクリング」誌の海外レース記事で見たジモンディのビアンキ(だったと思います)のように、ブレーキシャフトの直付けをこのDURA-ACEでお願いしたところ、「カンパのシャフトなら固くて良いが、DURA-ACEだと柔らかくて曲がりやすい。直付けすると後々大変だからやめた方が良い。」とアドヴィスを受け、結局、直付けを行いませんでした。
プロショップの方のノウハウは、私のようなホビーユーザとは比べ物にならないものがあるのだと感じた時です。

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