自転車にまつわる四方山話(よもやまばなし)

自転車に関する気ままなブログです。

Deda Zero 100

2013年03月30日 17時58分37秒 | パーツ
ブラックが主流のステムの中で、シルバー系チタン色が気に入って昨年購入しました。




Deda Zero 100 です。

Deda製のステムでは、「Newton 26」も使用していますが、細身のNewtonとは異なりかなりボリューム感のあるデザインです。



しかし、見た目と異なり実物はかなり軽量で、細部に至るまで薄く加工され、取り付けビスもチタン製です。



3月15日、このステムのハンドルバー取り付け部分(クランプ部品)のリコールが、日本の輸入代理店4社からリリースされました。
このステムも対象商品です。




クランプ部分が破断するという事象は、ネットでも度々掲載され販売が一時中断されたこともありました。
その後、メーカー検証の結果、製品には問題が無かった、とのことで販売も再開されていました。
今回新たにリコールを発表したのは、日本の代理店であってDeda(メーカー)ではありませんでした。

日本国内では、家電製品等でリコール中に人的被害を及ぼすような事故が起こったこともあり、消費者庁が創設され消費者保護に力を入れています。
Dedaのホームページでは、リコール関するリリースは見当たりません。イタリアとの感度の違いなのでしょうか。


一方でこのステムは、ツールでも戦うレーシングバイクにも多く使われた実績のあるステムです。
チームカラーに仕上げられたモデルも存在し、プロチームの使用にも耐えうるものでした。

クランプ部分の破断の原因が、製造過程の製品のバラツキによるものなのか、もともと十分な強度が保たれていないのか、製造後の経過による劣化よるものなのか、個々の取り付け方法に問題があったためなのか・・・
原因は、色々ありそうです。




使用する側の条件を制限してでも、「極限まで軽くしたい」というメーカーの思いもあるかもしれません。
しかし、どのような原因があるにせよ、メーカーとしては製品の安全率をある程度確保することで使用者の個別事情をカバーしなければならないのも事実です。
それは、軽量パーツであれば諸刃でもあります。



リコールによって安全が確保されることは何よりも重要なことなのですが、私にとって一つだけ残念なことが・・・。
それは、代替のクランプ部品がブラックのみであるということ。
購入した動機が、「チタンカラー」であっただけに「ブラックのみ」というのは残念です。
何とかシルバーも用意してもらえないものでしょうかね。
単品、別売でも構わないので・・・。



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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
アルマイトなら (おとと)
2013-04-03 00:09:20
ご無沙汰しております。

黒がアルマイトなら、剥離する事でシルバー(素材色)にできます。
パイプユニッシュで出来たと思います。
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