自転車にまつわる四方山話(よもやまばなし)

自転車に関する気ままなブログです。

DeRosa Merak メラク その12

2011年07月10日 16時39分49秒 | 完成車
フレームにパーツを組み付けるために、フレーム側の調整をする必要な個所があります。
スチールフレームであれば、BB、ヘッドまわり、シートチューブ、ボトル台座、それにディレーラー台座等でした。
ところがカーボンフレームでは、このほとんどが不要になり、必要なのはボトル台座とディレーラー台座のタッピング
ぐらいとなりました。

ボトル台座用のタップは、5mm で、これは以前から使っていました。
ディレーラー台座のタップは、10mm のP(ピッチ)1.0 です。

Merakはエンドがアルミで、塗装も少し回っているようなので無理にディレーラーを取り付けるのはNGです。
ここも自己責任で仕上げるためにタップを購入することにしました。

「Park Tool」では、2000円弱でラインナップされています。しかし、この先何度使うか分からない工具なので
廉価版をホームセンターで購入することにしました。
ところが、何件かまわり秋葉原の工具屋さんも覗いてみましたが、10mmタップはあるものの、P=1.0はありません。
どうやら特殊もののようです。ネット検索でようやく見つけたのが「STRAIGHT(ストレート)」というショップ。
通販商品も幅広く扱っているようです。
商品は、およそ500円でした。




このタップを使ってディレーラー台座を仕上げました。
この先、何回使うことがあるでしょうかね。
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DeRosa Merak メラク その11

2011年07月10日 16時39分36秒 | 完成車
フロントのフォークエンドには、車輪脱落防止用の爪があります。




これは、万一クイックレバーが緩んだとしても車輪がエンドから外れないことを目的にしています。
外れないことを目的にしていますから、クイックレバーを開いただけでは車輪は外れません。
クイックレバーを開き、さらにレバーを何回転か回す必要があります。
ロードレーサの場合、クイックレバーの開閉だけで車輪の脱着ができることが醍醐味?であり。これでは興ざめ
してしまいます。
何より、毎回クイックの閉まるポイントを微調整し直す必要もできます。

クイックレバーは、カンパの創業者トゥーリオ・カンパニョーロが発明したそうですが、正しくセッティングさえ
していれば、車輪が脱落するようなことはありません。
クイックレバーをウングナット(ご存じない方も多いかもしれません)のようにグルグル締めこんで固定したり、
正しい使い方をレクチャーされず使ってしまうことに問題があるはずです。

と言う訳で、この爪を削り取ることにしました。
新品のフレームに、エンドとは言えヤスリがけするのはちょっと勇気がいります。
すごくもったいないことをしているようで。





エンド面に合わせてきれいに削り取りました。
これはあくまで自己責任です。お奨めすべきことでもありません。お間違えの無いように。
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