命光不動尊のブログ

貴方の知らない神道や仏教の教えが命光不動尊にはあります。

因果の道理

2015年09月27日 17時08分42秒 | ひと口法話

仏教には因果の道理というものがあります。

それは大きく分けて三つに分けられます。

・善因善果

・悪因悪果

・自因自果

善因善果は、よいタネをまけば、必ずよい芽がでる。よい行いをすれば、必ずよい結果が返ってくる。

悪因悪果は、悪いタネをまけば、必ず悪い芽が出る。悪い行いをすれば、必ず悪い結果が返ってくる。

自因自果は、自分の行いは、自分の結果となって返ってくる。刈り取らねばならぬ一切は、自分のまいたものである。

このことは、トマトのタネをまけば、トマトが生まれ、キュウリのタネをまけばキュウリが生まれるように

悪い行いをすれば、必ず悪い結果が返ってくるのです。

仏教はこの世に偶然に起こることは何にもないという基本の教えの上に成り立っています。

お釈迦さまはすべてのことに原因があるとおっしゃられております。

もし、人生をよりよくしたいなら、すべての原因を変えてよい結果を出さないといけません。

あの人は裕福で健康にも恵まれて幸運だなぁとよく言ったりしますが

それは違います。仏教では運というようなものはないと教えています。

良い原因が良い結果を生み出し、悪い原因が悪い結果を生み出すのです。

もし、自分が不幸であれば、それは自分の過失であって誰を責めることもできません。

いつも善良な生活をしているのに不運ばかりおこる・・・これは前生における悪い業を今生で

刈り入れているのです。

邪な心を持たず、和顔愛語の布施行を実行すれば必ずよい結果が現れます。

和やかな笑顔と優しい言葉、そして思いやりが大切ですね。

その心を仏教では慈悲といいます。


生かされている

2015年09月26日 12時13分20秒 | ひと口法話

人は心に大きな痛手を受けた時など

「生きる喜びを失った」

「生きる喜びが感じられない」

などという事に成る場合があります。

その場合は、視点を変えて「生かされている喜び」に目を向けて下さい。

人の一生は、永遠に続く時の中では、ほんの一瞬にすぎません。

そしてその短いひとときの命は、仏さまから命を借りているだけなのです。

生れてから死ぬまでのひととき、命を自分のものだと思うから、思い通りにならない時には

腹を立てたり、悲観したりするのです。

人は何故その時に、その場所で生まれて来たのでしょうか。

それは自分の力でそうなったのではありません。

また、心臓が脈を打っているのも、呼吸をしているのも自分の意思によるものではないのです。

自ら「生きている」のではなく、仏さまに「生かされている」こう思えば

それだけで感謝の気持ちが湧いてくるはずです。

たとえ大きな悩みであっても、馬鹿らしく思えてくることでしょう。

お大師様は「自分を見つめ直してみること」を説いておられます。

謙虚に自分を省みるには、素直な気持ちで合掌する事です。


成功と失敗

2015年09月25日 17時57分07秒 | ひと口法話

つまずいたり、ころんだりすると、物事を深く考えるようになります。

過ちや失敗を繰り返すと、人の事を温かい目で見られるようになります。

何回も追いつめられると、自分の弱さとだらしなさを思い知ります。

だまされたり、裏切られたりすると、正直で親切な人間の温かさが身に沁みます。

 

失敗の要因はすべて成功体験の中にあるのです。

つまり、成功の最中にすでに失敗の芽があり、それが徐々に膨らんでいくのです。

失敗の時は落胆しないように、成功の時は油断しないように。

失敗、成功、いずれにしても、経験を積む事が大事ですね。


家の不浄祓いの本水晶

2015年09月25日 12時34分51秒 | 加持祈祷

土地や家には、土地神様やご先祖様などがおられ、また様々な気も漂っております。

家の新築や引越し、土地を造成する事は、気の流れを変え、

場合によっては悪い気の流れを発生させてしまう事がございます。

地鎮祭をすることが前提でありますが、家の不浄を祓い運気を上げ、家や土地をキレイにすることが大切です。

また、その土地の産土様にもしっかりとご挨拶し、ご先祖様へのご報告も怠ってはいけません。

 

自分に起こる問題事だけでなく家族のトラブル(病気、怪我・・・など)が増えたり、

体調不良や不運が続く場合、また、何かおかしいと不安があるという方はお気軽にご相談ください。

家屋敷や土地に問題がある場合が御座います。

この水晶で家の邪気をお祓いください。

 

こんな方にオススメ!

・引っ越ししたら、身内に良くないことが起ったり病気がちになった

・家を建てたい、買いたいけど、上手くやって行けるか不安

・いくら寝ても疲れが取れない

・家にいるだけで不安になり集燥感に苛まれてしまう

・最近、家庭内、友人関係がうまくいっていない

・家の中でやたらと物が無くなる

・家の中に居場所がない気がする

・隣人とトラブル・・・などなど

その原因は実は「家」にあるかも!?

お家は毎日の元気や良い運気を貯める場所です。

日本古来より伝わる「地鎮(じちん)」という修法で、土地や家の「気」の流れを

良くすることで驚くほど好転する事がございます。

 

家の不浄祓いの本水晶(5個) 1万円より

様々な人がおられるのと同様に土地や家もそれぞれ違います。よって、中に入れるお札等も状況によって変わって来ます。

水晶の取り扱い等についてはこちらから詳しくご指導をさせて頂きます。

お気軽にお問い合わせください。


棚からぼた餅

2015年09月25日 05時56分55秒 | ひと口法話

経典には次のような言葉があります。

「過去を想うな。未来を想うな。ただ今日まさにすべきことを熱心になせ」

要するに今していることに熱意をもてと教えています。

 

「棚からぼた餅」という言葉があります。

例えば期待してなかった親の遺産が入ったり、想わぬ出来事があって売り上げが

増えたりして、「ラッキー」というようなことであります。

ところで商売で成功し、財をなした人も、往々にして「棚からぼた餅みたいなもんです」

といわれます。

自分は何も特別なことをしたんじゃない。幸運に恵まれただけだ、と謙虚さを表しているわけです。

しかしこの言葉は、やはり本当のことをいっていると思います。

成功した人は、棚という設備を作り、商品を生み出してそこに載せ、それを世の中に広めた、

つまりユサユサとゆすったんですね。そうすると、ぼた餅という利益が落ちてきたんです。

つまり「棚からぼた餅」というのは、成功者にとって、得るべくして得た利益なのです。

これにはそれまでに長い努力があり、熱意によって生み出されたものです。

 

よく、私はついてないとか、チャンスが巡ってこないとか言う人がおられます。

こういう人は得てして、棚にぼた餅を置くことをしないですね。

「どうせ無理」と、何もしない人にチャンスは巡ってきません。

チャンスを掴む人は「きっとできる」と確信を持っている人であります。

「私は運がない」 「ついていない」 という人は、自分が弱いということをアピールしているのであり

だからかばって欲しいという心理の表れです。

「今日、まさになすべきことをなせ」という経典の言葉を噛みしめて熱意を持ちたいものですね。