人の発する言葉や表情、動作は全てその人の心を映し出している。
荒々しい言葉はその人の心が荒れすさんでいるからであり
大言壮語をするのは、虚栄心や心の不安感の表れである事が多い。
心が平穏で豊かであれば、話される言葉も優しく穏やかでその立ち振る舞いも、
緩やかであり、人々に好感を与えるものと成る筈である。
釈尊のお言葉。法句経に
「心が静かだと言葉が穏やかで、行いもゆるやかである。
この様な人こそ、正しい悟りを得、身と心のやすらぎを、得た人である」
つまるところ、仏教の悟りとは心静かで穏やかな人格を得る事なのです。
左様に言葉は一言一句大事なものです。