我、再び駆ける。

ADV150・MT-03・4D9マジェスティなどを購入したことから、これらのバイクについて紹介していくブログです。

交通科学館に行ってきました。

2010年02月18日 | マジェスティ・ツーリング
2/16(火)は平日でしたが、土日出勤の振替休日ということで大阪に行ってきました。今回から3回に分けて、そのツーレポ(電車で行きましたが)を紹介します。

で、一回目である今回は交通科学館です。場所は大阪環状線・弁天町駅スグです。
この交通科学館ですが、私が子供の頃(小学1年生ぐらい)からありました。親父に手を引かれて行った思い出があります。また息子が小学生の時に、家族でお弁当を持って行ったものです。

中に入ると、下の写真のように0系新幹線(1号機とか)とリニアモーターカー(ML500)が目に入ります。0系新幹線の「団子鼻」が可愛いです。









次は、下の写真の特急「こだま」です。東海道新幹線が開業するまでは最速でした。黒澤明さん監督の「天国と地獄」が思い出されます。



交通科学館ですから、バイクや自動車も展示されています。スバル360の後方の白いクルマは三菱500です。


















実は、今回、交通科学館に行ったのには目的が2つあります。1つ目は、下の写真の実物の「誉」エンジンです。









「誉」は紫電改や疾風などに搭載された空冷18気筒2,000psのエンジンですが、ミリタリー雑誌によるとコンパクトにしたため熱対策(空冷のため)が大変だったようです。このため、シリンダー部の冷却フィンを数多く設ける必要があり、極めて薄いフィンが付けられています。
薄い冷却フィンは鋳造による一体成型とすることが出来ず、鋳造後、薄い鉄板(アルミではない)を植え込んだようです。実際に触ってみると厚みは1mmも無く、指先で触ると少し曲がるぐらいでした。空冷バイクの冷却フィンより遥かに薄いです。当時の日本工業技術の集大成でしょう。

2つ目は、下の写真のMe163ロケット戦闘機のエンジンです。このロケット・エンジン(ワルター機関)は、過酸化水素水とヒドラジンとを反応(爆発)させるものですが、人が触れると溶けてしまうという劇物でした。
このエンジンも実物ですが、戦時中にドイツから潜水艦(Uボートかな?)で運ばれたものです。私にとっては貴重な誉エンジンとMe163のロケットエンジンですが、必死に見ているのは私だけでした。(涙)






下の写真は、屋外展示の様子です。幼稚園の遠足と重なったので賑やかでした(笑)。C62(26号機)は私が子供の頃から展示されています。






下の写真は、C62に連結された食堂車です。以前は在来線の特急にも食堂車がありましたが、現在では見ることが無くなりましたね。



この日の交通科学館ですが、結構、お客さんが入っていました。前述の幼稚園の遠足もそうですが、多くの中国人団体客には驚いたところです。
コメント (5)
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